『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

今日の出来事(12-6-25)

2023-06-25 19:11:40 | 日記

自分に漫画を描くのに必要なモノが揃ったら、描いて、LO編集部に持ち込みしてみたいエロ漫画の妄想・その⑳と④

とあるスポーツジムのプールで、一心不乱に泳ぐ青年

イケメンで、いくつかのバイトも掛け持ちしているので金には困っていない、また人柄も良い

しかし、彼女を作らず、同年代の女性から告白されても、丁寧に断るため、周りは不思議に思っていた

それは何故か、この青年はロリコンだったのだ。しかし、女児には手を出さない紳士性を有している。また、ロリコンである己も恥じていた為、泳ぐ事で、性欲を紛らわせていた

そんな彼に、ある日、明らかにゲスいロリコンである、と丸判りの容姿と体型の醜悪な青年が近づいてくる

見た目だけじゃなく、性格も醜悪な青年は、主人公が、時折、プールで泳いでる女子小学生らをチラ見していた事から、同志である事を見抜いていた

青年は、ロリコンである事を恥じてはおらず、チャンスさえあれば、女子小学生とSEXしたい、と目論んでいた。けれど、不細工であるために、女子小学生から警戒、毛嫌いされていた

そこで、醜悪な青年は、このイケメン主人公を餌にして、女子小学生をナンパし、一発キメようと考えていた

主人公は、そんな青年のゲスい考えを知らず、自分の性癖を悪くない、と言ってくれた彼に感謝し、共に、様々なプールがあり、多くの女子小学生も遊びに来るレジャーランドへ向かう

当然ながら、女子小学生が好意を持つのは、主人公だけ。彼を利用しようとしていた醜悪な青年には、全く、興味を示さず、いないものとして扱う

チ〇コもデカいとなれば、金を脅し取る目的で、ここに来ていた女子小学生らもメスのスイッチが入り、主人公に食べられてしまう

主人公は、ロリコンとして自信が持てるようになり、切羽詰まった醜悪な青年は女子小学生を襲おうとして、警備員に捕まり、警察へ連行されるのだった

 

今週の食事

6月19日(月)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(梅紫蘇ごはん、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚挽肉、小松菜、ブナシメジ・焼肉のたれ)、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

6月20日(火)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、オレンジティー

昼食

おにぎり(肉野菜炒め、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

野菜炒め丼(モヤシ、キャベツ、人参、小松菜、ブナシメジ・麻婆豆腐の素《中辛》)、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

6月21日(水)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(若菜御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

煮干し、紅茶(無糖)

夕食

カジキマグロのステーキ丼、レンチン野菜(キャベツ、モヤシ、人参・山葵ドレッシング)、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月22日(木)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(紫蘇昆布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏皮、キャベツ、人参、モヤシ・焼肉のたれ)、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月23日(金)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(鰹昆布×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(鮭若布)、烏龍茶

夕食

魯肉飯、搾菜チキン、レンチンモヤシ、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月24日(土)

朝食

蒸かし男爵芋(ケチャップ、肉味噌)、オレンジティー

間食

煮干し、麦茶

昼食

稲荷寿司、烏龍茶

間食

黒糖団子(プレーン、粒餡、漉し餡)、烏龍茶

夕食

焼きそば(お好み焼きソース)、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月25日(日)

朝食

蒸かし男爵芋(ケチャップ、肉味噌)、烏龍茶

昼食

ジャムサンド(トリプルベリージャム)、コロッケサンド(トンカツソース、ケチャップ)、烏龍茶

間食

薩摩芋チップス、烏龍茶

夕食

小海老御飯、コロッケ(めんつゆ、トンカツソース、ケチャップ)、鰺の南蛮漬け、レンチンモヤシ(エノキ茸、モヤシ・山葵ドレッシング)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

え、エグッ!? なんだ、これ、(3)の比じゃない、キツさやん。わっかりやすいハッピーエンドで終わっていないのが、これまた、好い~

江口先生、この(4)のストーリー展開、今まで以上にエグさがキレッキレッすなっ!そういうトコ、私は大好きですよ。ほんと、このエグさにショックを受けたくて、『出禁のモグラ』を読んでいる、と言っても過言じゃありません。

正味、前作にして代表作である『鬼灯の冷徹』からではなく、この『出禁のモグラ』から、江口先生の味を知った漫画読みには、ややキツめかも知れず、下手をすると、(5)を買うのを躊躇してしまうかもしれません。でも、繰り返しになりますけど、私は、大好きですよ、こういう展開っつーか、“人間”の描き方。

この(4)の表紙が、純粋善と表現しても良いくらいに、ド天然で「良い子」である詩魚ちゃんによって飾られているから、余計に、本編で露わになった、鮫島一賊の吐き気を催すほどの邪悪っぷりが、より際立っていますね。表紙詐欺って言い方は適切じゃないでしょうが、この対比は、小説家を志している私としても勉強になります。

いや、でも、ほんと、鮫島一賊の抱えていて、なおかつ、島を支配していた闇は、思っていた以上に澱んでいて、根強く、何より、ドス黒かったですわ。

一体、どれほどの屍の山を積み重ね、その頂上に、己らの栄華を築いていたのか、そう慄くと同時に、そんな支配形式だったからこそ、思いもよらぬタイミングと人物によって、呆気なく崩壊させられるのだな、とスンッと自然な納得にも到れます。

鮫島一賊だけじゃなく、モグラたちの言動からも、人の本質とはどこに、なおかつ、何なのか、と少し真面目に考えたくなりますね。

少なくとも、私は善と悪、そのどちらかだ、と決めつける気はなく、むしろ、善と悪が最初は50:50で、環境や他者との交流、挫折などの経験で、その比率が変わっていく、いわゆる、混沌・混雑の状態こそが、人の本質だろう、と思っています。色んな感情や思考がゴチャゴチャしていてこその人間だからこそ、そんな人間が集まって、社会が形成されていくんじゃないでしょうか。

この(4)のメインが誰か、となると、それは難しい所ですね。モグラも、真木くんも、八重ちゃんも、誰も彼もが良い味を出していたので、この(4)の質がより高くなっている訳ですから。その上で、あえて、私の印象に残ったキャラを言うのならば、森くんが人魚に引っ張られた時、咄嗟に体が動いた真木くんですね。確かに、見た目はイモいかもしれませんが、ここで動ける男はカッコイイですわ。

鮫島一賊が支配していた国は、こうして、瓦解した訳だが、これから、どうなっていくのか、色々な意味で楽しみですね。良くも悪くも、女王様なユイが、これから、どう化けるのか、期待はしています。悪女ぶっちゃいるけど、杏子さんに負かされ、ギャン泣きしているあたり、根はそこまで腐っていないのだろう、と思えました。何と言っていいか、分からんけど、自分の人生、てめぇを嫌いにならないで済むやり方で楽しもうぜ、ユイちゃん。

 

この台詞を引用に選んだのは、モグラの抱えているモノが、また一つ明らかになってきたな、と感じたので。

とんでもない年月を生きている訳だから、モグラは、この言葉通り、多くの別れを経験し、「死」を視てきたはずです。

常人、いえ、常人以上であっても、心が壊れても不思議じゃありません。

でも、モグラは、少しばかり厭世的で、言動にやさぐれた感が漂いながらも、完全には絶望しきっていません。

きっと、これは、心が壊れていない、からじゃなく、壊れても、その都度、モグラが壊れた自分の心を自力もしくは周りの力を借りながら直してきたからでしょうね。

まぁ、極端な言い方をすれば、いっそ、完全に壊れ、誰かを救いたいって気持ちをとっくに失っていたら、モグラは何度も辛い目に遭わずに済んでいるのかも知れませんけど、彼からお節介な部分が無くなったら、一体、誰になるんだ、って感じですよね、きっと。

何にせよ、これからも、モグラは、これまでのように、自分が傷付くのは百も承知で、余計なお世話を働いて、キツい現状にある人を救おうと全力を尽くしちゃうんでしょう。

そんなモグラだからこそ、真木くんみたいな、イモいお人好しタイプが、ついつい、手を貸してしまうのですね、きっと。

「余計なお世話なんじゃねぇか? 正直、そこはわかんねぇよ。でも、たとえ、何もできなくても、何もしなかったら、八重ちゃんが後悔するのはわかってる。お節介、自己満足、確かにそうだ。だが、少なくとも、俺は気付かれずに死んだ人と、気付かずに後悔した人を、両方、死ぬ程、見てきてる」(byモグラ)

 

もう一つ、強烈だった台詞を紹介。

ただ、これは、この台詞自体がインパクト大っつーよりも、モグラにこれを言わせ、殴らせるほど、鮫島鯉太郎の人格的なヤバさにゾッとしたって方が正確です。

自分の頭で考えず、心で感じず、魂を磨かない、依存している相手の言う事だけを愚直に信じた状態で生きてきた人間は、ここまで気味が悪くなれるのか、と吐き気すら覚えましたね。

江口先生、よくもまぁ、こんなおぞましいキャラを生み出し、ここまで不気味に動かせますな。

俗っぽい言い方に成っちゃいますけど、バケモノよりも、そのバケモノを生み出して育ててきた人間の方が、よっぽど、人でなしですわ。

この強烈な一撃を喰らった読み手で、私も含め、自分で物事を考えねば、と思えるようになると良いですよね。

「いい加減、自分で考えてごらんなさい!!!」(byモグラ)

 

そんで、もう一つ、紹介。

これは、何と言うのか、モグラに、良かったですね、と言いたくなったから選びましたね。

私ごときが偉そうに言っちゃいけないんでしょうけど、モグラの表情を描かないってのが、これまた、上手いですよね、江口先生。

雄八さんからの手紙を読んで、モグラは、一体、どんな感情を浮かべ、この台詞を絞り出しているのかな、と考えたくなります。

生きている意味、ぶっちゃけ、私には、まだ分かりません。

むしろ、30代で、自分が生きている意味を完全に理解している奴がいたら、相当に痛々しい具合じゃないでしょうか。

ぶっちゃけ、人間、死んだ後にしか、自分が生きた意味に気付くもの。

しかし、生きている意味、それを考える事自体は、決して、くだらなくはないと思うので、皆さん、この『出禁のモグラ』のように心に刺さる好い漫画をたくさん読んで、自分の頭で色々と考えてみたらどうでしょうか。

「・・・俺なあ、来てよかったよ。八重ちゃん、ありがとうな。あと、まあ、生きる意味な、多少はあるな」(byモグラ)

コメント
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