12/14に国から大熊町に中間貯蔵施設の設置申し入れを正式に行われましたが、12/17に大熊町復興サイトにその概要が掲載されました。
国からの申し入れ内容http://www.town.okuma.fukushima.jp/fukkou/?p=2897
上記ページ中央に施設配置概要図が貼付されています。クリックをどうぞ。
概要図を見ると、廃棄物減容・保管設備はとてつもない大きな規模であることが分かります。費用1兆円を要する事業であることを実感できます。
双葉町・大熊町の1Fを囲むように建設される中間貯施設は東西3km×南北3km=15km2に及ぶ広大なものです。
因みに拙宅は、概要図中央オレンジ色の土壌貯蔵施設(Ⅱ型A)になるようです。お隣の「ふれあいパークおおくま」は付帯設備として、その土地建物を再利用するようです。
*土壌貯蔵施設(Ⅱ型A)とはhttp://josen.env.go.jp/soil/pdf/draft_outline_131214.pdf
8000Bq/kg超の廃棄物を収納・保管する茶姿保管場のことを言います。
ここまで計画を詰めた上で申し入れを行われたら、大熊町は「うん」と飲まざるを得ない状況だということは理解できます。国の方が1枚も2枚も上手だということです。
しかし、ここで国に言いたいことを言わせていてはいけません。大熊町に大きな犠牲を強いるこの計画に対して、福島県民200万人の一員としてそれに協力すべきと考えます。その代わり、この広大な国有地をただのゴミ置き場にするのではなく、メガソーラーによる一大電力生産地としての活用を図るべきであると国に申し入れることを提案します(翻案については、役場に提案済み)。廃棄物の減容の対目の焼却炉を国で設置する予定とのことですから、ついでに蒸気タービンを持つ発電設備を設置することでより有効な発電が可能となります。
これら発電事業を「町の仕事」として国にその建設を要望していくのです。その運転とメンテは、大熊町の仕事になります。
上記は現実性のない夢でしょうか?当方には、現実味の高い計画のように思えて仕方ありません。