WOOD LANDER'S 木那/片岡祥光工房便り

北の大地から生まれた、北のかたち Kina Design / オケクラフト 工房 木那

ピンホールカメラの魅力

2009年07月17日 | カメラ / 撮る
6月札幌新緑の中島公園を撮る。朝8:30早めに朝食をすませカメラ片手に公園を散歩、曇り空だが風のないおだやかな陽気、12枚取りのブローニーフイルムを一コマ、一コマ慎重にシャターを切る、感をたよりに1 2 3 4おおよそ5秒前後、上手く写ってくれと神頼み、ちょっとスリリングなピンホールカメラの撮影でした。
お気に入りの一枚、菖蒲池の絵画的写りに大満足、正直すぎるデジカメではこうはいかない。


工房の北窓4月

カメラの歴史(カメラのナニワhpより)
画家の御用達として、「カメラ・オブスキュラ」(ピンホールカメラ)誕生
「カメラ」の起源は古く紀元前まで遡ると言われ、「カメラ・オブスキュラ」がそれとされています。
「カメラ・オブスキュラ」という言葉はラテン語で「暗い部屋」を意味していて、暗い部屋に小さな穴を開けてそこから入り込む部屋の外の風景を見る装置でした。
今で言う「ピンホールカメラ」と原理は同じで、15世紀頃のフランスの「画家」達は「写生」を行うためにこの装置を小型化(といっても乳母車より大きい)して、正確に絵を描くための道具として持ち歩いていたといわれています。
 その後「カメラ・オブスキュラ」は様々な改良がされ、16世紀には両凸レンズが付き、さらに17~18世紀には大小様々な装置が考案されました。この時に現在の一眼レフカメラにも通じる装置も考案されていましたが、「カメラ・オブスキュラ」はあくまで外景を写しこんで「見る」装置でしかありませんでした。
  しかし、フランス人の「ニエプス兄弟」はこの装置を使用して「像を固定」することを試みました。


写真集
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