伊藤若冲という画家がいます
大胆でのびのびとした画風が大好きで
画集を良く眺めているのですが
ある日
「きものの柄にしたい」
という欲望がわいてきました
きものの柄になるような構図はありません
それで米原さんに相談したところ
若冲の花だけを取り上げようと言うことになりました
しかも花は白胡粉と白地を残すという方法です
二人で「やったー」と大騒ぎしながら
この菊の花、この桐の葉、このつた
とピックアップして博物館に本物を覧に出かけました
本物は圧倒される力強さがあります
其れをきものにどう生かすかですが
極端に色をセイブし奥行きを出すためにわずかな金こま刺繍をする
ということで意見が一致
後は彼にお任せ
透き通るような青、大人ピンク、くぐもった黄色、藤色、銀鼠
大輪の菊やツタ、百合、
若冲の力強さもありながら品のよい訪問着に染め上がりました
160センチ以上の方がお召しになりとそれはそれはスバラシイ
私は160センチに足りないので私だけは柄を小ぶりにしました
其のきものの初降ろしはパリの「オペラ座」
私ごとですがもう注目の的
一緒だったサチコさん我がことのように大いばりでした
大胆でのびのびとした画風が大好きで
画集を良く眺めているのですが
ある日
「きものの柄にしたい」
という欲望がわいてきました
きものの柄になるような構図はありません
それで米原さんに相談したところ
若冲の花だけを取り上げようと言うことになりました
しかも花は白胡粉と白地を残すという方法です
二人で「やったー」と大騒ぎしながら
この菊の花、この桐の葉、このつた
とピックアップして博物館に本物を覧に出かけました
本物は圧倒される力強さがあります
其れをきものにどう生かすかですが
極端に色をセイブし奥行きを出すためにわずかな金こま刺繍をする
ということで意見が一致
後は彼にお任せ
透き通るような青、大人ピンク、くぐもった黄色、藤色、銀鼠
大輪の菊やツタ、百合、
若冲の力強さもありながら品のよい訪問着に染め上がりました
160センチ以上の方がお召しになりとそれはそれはスバラシイ
私は160センチに足りないので私だけは柄を小ぶりにしました
其のきものの初降ろしはパリの「オペラ座」
私ごとですがもう注目の的
一緒だったサチコさん我がことのように大いばりでした