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モキチと仲間たちの なにげない話

チャイルドライン「もしもしキモチ」からのお知らせなど。

ネットワーク会議。

2011年10月28日 17時15分00秒 | 子どもにやさしいまちづくりネットワーク
こんにちは、
チャイルドライン「もしもしキモチ」事務局ですsabotensun

今月も、「子どもにやさしいまちづくりネットワーク」の
定例会議がありました。


回を重ねる毎に参加者も増え、今回は30名以上exclamation2

参加者は、「子ども」というキーワードで集まった人たちですが、

子ども関係のNPOや団体、弁護士、マスコミ、小児科医、
区や市の行政や児童相談所、保健士、学生などなどなど、

とにかく様々な分野から。


みんな、各々に忙しいスケジュールの中
こうやって月に1度集まって、

子どもたちの現状は?
私たちに出来ることは何?
何をしなければならないの?


と、話しを深め、一歩一歩少しずつ、
でも確実に動いていっています。


さて、今回の議題は、
1.こども虐待防止活動推進委員会
 第5回 企画ワーキンググループ報告
  ・「虐待死ゼロのまちをめざして」
     ~つながろう 子どもの笑顔のために~ まとめ

2.第10回市民フォーラム「子どもにやさしいまちづくり」について
  ・全体として押さえておきたいポイント
    (前進した面と残されている課題)
  ・当日までの流れ いろいろ
  ・分科会グループごとにディスカッション


と、大きく2つ。

私たち「もしもしキモチ」は、2日目の第4分科会
「子ども参加のまちづくり~子どもの声に耳を傾けて~」に参加します!

第4分科会では、他に、きんしゃいキャンパス、
わいわいキッズいいづか、にじいろCAP、
育ちの樹(子どもシェルター)も一緒に

みなさんとワークショップを通して
「子どもの声の代弁者」の役割などを
考えていきたいと思っています。

…で、今は、どんなワークショップにするか、とか、
去年からの続き→来年へどうつなぐか、とか、
みんなで「あれは?これは?どうしよう?」と練ってるところ。


各分科会とも、今年は
様々な取り組みや事例の報告をたくさんきけますclap


第10回市民フォーラム
「子どもにやさしいまちづくり」
市民・行政のネットワークと連携でめざす
子どもと共にすすめるまとづくり


日時:2011.12.10(土)~11(日)

会場:福岡市健康づくりセンター「あいれふ」10F講堂・研修室

参加費:1000円(18才以下無料)1000円で2日間参加できますnotepencil


詳細は、コチラ(PDF)をご覧ください。

お問い合わせ・参加申し込みは
子どもNPOセンター福岡へ。


たくさんの方のご参加をお待ちしておりますitem1
 

悩んだ時には読んでみて。「心と体のコラム」。

2011年10月11日 21時49分00秒 | ノンジャンル
こんにちは、
チャイルドライン「もしもしキモチ」事務局ですdog5dog1

前回、キャッチャー養成講座6回目のレポートの中で
「もしもしキモチ」HP「心と体のコラム」を紹介しました。

もうご覧になりましたかquestion2question2


誰にでも、
「ちょっと親や先生や友達に聞きにくいなァ…yellow13
っていう悩みがありますよね。


そういう時に
この「心と体のコラム」を読んでみてくださいlight


■こころの悩み

■からだの悩み

■女の子の体と心の悩み

■男の子の体と心の悩み


4つのテーマ別のいろんな悩みに
小児科の先生や産婦人科の先生たちが
とてもわかりやすく答えてくれていますョ。

もしかすると、あなたと同じことで悩んでる人がいるかもしれません。



キャッチャー養成講座第6回目。

2011年10月07日 12時24分00秒 | キャッチャーボランティア養成講座
みなさんこんにちは。
チャイルドライン「もしもしキモチ」事務局ですdog3

第11期キャッチャー養成講座、前期第6回目は
「思春期の性」
~性についての知識を得よう~

でした。


講師は、
荘田朋子先生(そうだレディスクリニック院長)

いつも「結果」のところで関わる産婦人科医の立場から
荘田先生に「10代の性」についてお話しをしていただきました。

子どもの心に寄り添うチャイルドライン。
でも、寄り添うばかりではいられないこともあります。
場合によっては的確な指示が必要なこともあります。


みなさんご存知ですか?
10代女子の人工妊娠中絶率、というのがあって
福岡はワースト2、佐賀がワースト1なのだそうです。(2006度)

これは、
「10代の中絶が多い」
  =「10代の妊娠が多い」
    =「10代の出産(若年出産)も多い」


ということになります。


10代(ここでは特に18才までの子どもたちの)で妊娠した子どもたちは
その年齢で、生む(出産) or 生まない(中絶)
どちらかを選ばなくてはならず、


それは、
「生む(出産)」を選んだら…、
学校は?→資格のないまま中退して出産?→子育て→その後仕事は?
…と前途多難

また、
「生まない(中絶)」を選んだら…、
心と体へのダメージが大きい

ということです。
荘田先生は、こういう選択をしなければならなかった子どもたちを
たくさん見てきているんですね。


荘田先生:
「生むのも大変、生まないのも大変。
だから、望まない妊娠はしないのがよいのです。」



この講座では、「10代の性」ということで
主に「妊娠」と「性感染症」のについて
子どもたちの現状と併せてお話しして下さいました。


荘田先生:
「女性の体は妊娠するようにできているので、
避妊しないでセックスをしていたらいつか必ず妊娠をします。

もし、ずっと妊娠しなかったら…?
それは『不妊症』という病気が考えられ、それはそれでとても切実な問題です。」


「セックスするのは男女2人でするものだけど、妊娠するのは女性だけ」


『生むのも女性、堕ろすのも女性』で、女性にとってはとても重大事。
妊娠する(避妊しないでセックスをする)ということは

男子にとっては、
『その重大事を女子に押し付け、不安を与え、心と体を傷つける』
ということ。

女子にとっては、
『その重大事を男子から押し付けられ、不安を与えられ、心と体を傷つけられる』
ということです。」



妊娠や性感染症については、
「もしもしキモチ」のHP「心と体のコラム」の中でも読むことができますので
大人の方も子どものみなさんも、ぜひ一度読んでみてください!



荘田先生:
「『好き』といのは、『好きにさせる』のではない。
『その人を大切にする』ということ。」