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押したくても押せない人生のスイッチ

キミキズキャプター木葉

2007-05-04 11:36:53 | ウェブログ
CCさくらのことを考えてたら夢に桜がでてきたキミキズです。

ではまず夢の話を。
俺は教室に桜と二人でいた。ちなみに俺は「小狼(シャオラン)くん」と呼ばれていたので、俺は小狼で、しかも呼び方からシリーズ後半の設定だと思われる。
すると謎の少女が現れた。そしてどういうやり取りだったかは忘れたが、突然少女が襲い掛かってきた。なんでもこいつは太刀打ちできないみたいで俺は桜に
俺「桜!逃げろ!」
と言った。ちなみに桜もかわゆい声で(CV丹下桜)
桜「うんっ!」
と言った。

そしてなるべく少女を俺にひきつけて「ほえーっ」とか言っている桜を別の方向に逃がす、なに、逃げるのは俺の十八番だ。
まず俺は階段を駆け上がり、直進したと見せかけて右から2番目の教室の教卓の脇に隠れる。廊下を駆け抜けていく少女。それを見計らってさらにベランダへと窓から脱出し、そしてまた右隣(少女とは逆の方向)の教室から一階へ・・・と思ったら一番左の教室のベランダで桜が少女に追い込まれていた。助けにいく俺。
俺「おいお前!こっちだ!」
すると少女は俺の挑発に乗ったかのように俺めがけて突進してきた。
すかさず俺は
俺「桜、逃げろ!」
と言った。だが
桜「で、でも・・」
と躊躇する桜。そんな桜にもう一度
俺「いいから逃げるんだ!」
と言うと
桜「う、うんっ」
と頼りない返事をしながら桜はしぶしぶながら教室の中へと逃げ出した。
そして追いかけてくる少女。
俺はさっきの教室へと窓から入る。同じく窓から入ってくる少女。
そして教室から廊下へ出た瞬間、すかさず

ドアを閉めた。

ゴンッ!!

少女がドアに激突し、鈍い音がする。そして俺は・・・・
というところで目が覚めました。

ああ、なんだったんだあの夢・・・
ちなみに追いかけられている時に、自分が部屋に入った後、後ろを振り向かずにすかさずドアを閉めるというのは実は俺の得意プレーで中学生の頃にも実践していた(中学生にもなってそんなことやるなよ・・・というかこれ追いかけてる人がドアに正面衝突したり、ドアに挟まれて危ないからやっちゃだめだよ)
その他窓から逃走はもちろん、小学生の時にやった「学校の敷地からでなければどこに隠れてもいい」というクラス全員強制参加の鬼ごっこで、金網をよじ登って反対側(地面につかなければ敷地内という解釈)にへばりついてたり、逃げる為ならほんと手段を選ばなかったです、ええ。


というわけで木葉たちとかくれんぼでもやろうか。

時はPM17:00
すっかり日が延び、まだまだ明るい鈴音台公園。
俺たちはまっすぐ家に帰らずにここにきていた。

百地「なぁ○○、いったいここで何をするつもりなんだ?」
俺「うむ。暇そうな人ベスト5の諸君らと鬼ごっこをやろうと思う」
エリー「わーお、暇そうな人ベスト5って・・・言うわね(笑)」
菊梨「なんか屈辱的ね・・・確かに暇だけど・・・」
柚香「ふーん、そんなに暇なら今度たっぷり部活動してもらうんだよ♪」
木葉「はぁっ、でもなんで突然鬼ごっこなの」
俺「いやなんとなく。まぁ本来なら公園って少年少女がたくさんいるわけだ」
木葉「うん」
俺「でもほら、良い子は5時には帰るだろ?そしたら公園に人がいなくなって寂しくなるじゃん?」
菊梨「どんな理屈よ(汗)」
俺「まぁとにかく公園に人がいなくなるのも防犯上問題だから、俺たちでおにごっこをやって街の防犯に努めようと。これは一種のボランティアだ」
木葉「はぁっ、自分が遊びたいだけでしょ・・・」
俺「まぁそうとも言う」
木葉「そうとしか言わないよ・・・」
俺「まぁそれはさておきどうするか・・・」
俺はメンバーを見て考えた。足の速さは
百地>俺>菊梨>エリー>柚香>木葉
ちなみに百地は男子では速いほう。俺はまぁ・・・おいといて、菊梨は女子では速いほう、エリーもどちらかというと速く、柚香も同じ。そして木葉は普通。とまぁ、女子の方は平均以上のメンバーが集まっている。とはいえ、男女の身体能力差を考えるとたかが知れていて、男の方が有利すぎる「鬼ごっこ」はなんか面白みがない。うーん、それじゃ・・・

俺「というわけで缶けりに変更で」
菊梨「どういうわけなのかわからないけどわかったわ」
俺「よし、じゃあちょっと待ってて」
そうして俺はゴミ箱へ向かった。

俺「んじゃ、これ缶な」
俺はゴミ箱から缶を一つ取り出すとそれを水道で洗い、持ってきた。
俺「それじゃ、鬼を決めるぞ」
俺はみんなを見渡し、じゃんけんの準備ができていることを確認した。
俺「最初はグー、じゃんけん・・・」
俺「ぽん!」
エリー「やたっ♪」
菊梨「げ・・・」
それぞれ多様な反応を示す。
ちなみに結果は
俺、パー 木葉、パー エリー、パー 菊梨、グー 百地、グー 柚香、グーー

俺「じゃあ菊梨、百地、柚香でじゃけんして」
百地「くっ、じゃんけん百戦錬磨の俺とじゃんけんなんて不運だったな・・・」
菊梨「百戦練磨も何もさっき負けたじゃない・・・」
柚香「うー、鬼は嫌なんだよ」
俺「じゃあいくぞ、じゃんけん・・・」
俺「ぽん」

菊梨、チョキ 百地、パー 柚香、チョキ

柚香「やったー♪」
菊梨「あはは、蒼介ある意味百戦練磨ね(笑)」
百地「うっ・・・」

というわけで鬼は百地に決まった。まぁあいこにならずよく決まったものだ。

百地「うー・・・お前ら散れ散れっ!俺が100数える間に散りやがれっ!」
菊梨「言われなくても散るわよ。かっこはぁと」
百地「うわ、『かっこはぁと』なんて口で言う奴初めて見たぜ・・・今少し引いた・・・」
菊梨「う、うっさいわねぇ!百戦練磨の蒼介くんっ?」
百地「うー!」
菊梨「うー!」
俺「変なことで争うなよ(汗)」
そういってわけのわからないやり取りを始めた百地と菊梨に突っ込み、そして缶けりが始まった。

百地「いーち!にーぃ!」

鈴高の通学路でもある公園で制服のまま大声で鬼をやる素直な高校生、百地蒼介。
あまりの声のでかさに通行人が笑っていたが、まぁそれはいいだろう。

菊梨「あたしはこっち行こうっと」
公園にある大きな壁の後に隠れる菊梨。

柚香「ここ登れるかなぁ」
そして木に登ろうとする柚香。
俺は柚香が木に登れるのかその一部始終を・・・
木葉「こっちきなさいっ」
俺「うがっ」
見ようとしていたが木葉に本当は柚香のスカートの中を見ようとしているのがバレて連行された・・・制服のままなのがいけないんだぞ、みんな。
木葉「まったくエッチなんだから・・・」
俺「そんなに見られたくないならブルマでも履けよ・・・」
木葉「はぁっ、今日は体育ないんだから持ってないよ・・・」

百地「きゅうじゅうにー!きゅうじゅうさんー!」

木葉「わ、早く隠れなきゃ。そ、そこ入ってっ!」
俺「わ、わかった」
そういって俺たちは大きな丸い石のような物体の穴の中に入った。

百地「・・・ひゃくーーー!!」

俺「ふぅ、ここなら大丈夫だろ・・」
木葉「そうね・・・・」
中も下が石(の素材)になっているので、俺はそのまま座った。
俺「しかしここ狭いな・・・」
木葉「子供用だからねぇ・・・」
俺「お前も座れば?」
俺は腰を思いっきりかがめたまま座らない木葉にそう言った
木葉「で、でも・・・」
なにやら木葉は躊躇している。
俺「どうした、座れないのか?」
木葉「い、いや、そういうわけじゃないんだけど・・・」
俺「じゃあ座れよ。その体勢辛いだろ?」
木葉「う、うん・・・でも・・・」
今俺は膝を曲げて座っている、というかそうしないと木葉のスペースが確保できない。つまり俺が膝を曲げて座っているということは、木葉もそうやって座らなきゃいけないわけで、いくら暗いと言っても多少見えるわけでつまりなんだ・・・
俺「ああ、分かった(汗)」
木葉「う、うん・・・あはは(汗)」
俺「でも今ここから出たら自殺行為だしな・・・ちょっと待ってろ」
そういうと俺は曲げていた脚を腰をかがめて立っている木葉の足の間に入れ、伸ばした。
俺「よし、木葉、とりあえず俺の脚の間に座れ。お前の脚は俺の体の横に伸ばしちゃっていいから」
木葉「う、うん・・・」
俺「・・・どうした?」
木葉「ちょっと目瞑ってて・・・」
俺「あ、ああ・・・」
そうして俺は木葉の言う通り目を瞑り「いいよ」と言われ目を開けると、木葉はぺたりと俺の両足の間に座り脚を俺の体の左右に伸ばしていた。
俺「おっけー、これで大丈夫だろ」
木葉「うん。でもさ○○」
俺「なに?」
木葉「これじゃ攻められないよね」
肝心なことを忘れている俺たちだった・・・
俺「ま、まぁ、菊梨がなんとかしてくれるだろ(汗)」
木葉「さっそく缶けりの醍醐味を無視しちゃってるわよね・・・」
俺「まぁとりあえずもう少し様子見だ・・・」
そうして俺たちはしばらくここに隠れることにした。

百地「ゆずっちみーっけ」
柚香「うーっ、さっそく鬼候補になっちゃったよ・・・」

俺「柚香がつかまったみたいだな・・・」
木葉「そうね・・・」
そうして5分ほどした頃・・・
百地「菊梨みっけ!」
菊梨「うっ、失敗したわ・・・」
カンカンカン
百地「みっけみっけみっけ!」
菊梨「分かったから何度も缶踏まないの(怒)」
百地「へいへい・・・」

俺「菊梨も見つかっちゃったな・・・」
木葉「そうね・・・」
俺「しょうがない、そろそろ俺たちも動くか・・・」
木葉「そうだね・・・」
俺「じゃあ、木葉、立ってもらえるか」
木葉「うん」
そうして木葉は俺の手を使って立ち上がろうとしたところ
木葉「きゃっ」
ドシッ
バランスを崩し、俺の方に倒れこんでしまった。
木葉「ごめんっ、大丈夫」
俺「俺は大丈夫だが、木葉は?」
木葉「あ、あたしは大丈夫・・・」
俺「そうか」
木葉「でも、この体勢だと立てない・・・」
俺「うーん、俺が上げるからその勢いで」
木葉「う、うん」
そうして俺は木葉の両腕を掴んで木葉の体を上げ・・・ることは出来たが、何分天井が低い為、起き上がれない。ただでさえさっき木葉が倒れこんできた時に仰向け状態になってしまったのに・・・
俺「すまん、天井が邪魔でこれ以上上がらない」
腕が疲れたので木葉を下ろす俺。
木葉「ええっ・・・どうしよう・・・」
俺「ああ・・・とりあえず休憩してから考えよう・・・」
ちなみに現在の状況を簡単に説明すると、仰向けに寝る俺にうつぶせ状態の木葉が覆いかぶさってる状態なんだが、このまま動けないというのもいくら上にいるのが木葉と言えど非常にマズイ状態というか、なんていうか、心臓の音がその上にあるむにゅむにゅしたものを通じて俺の胸へと響いてくる
俺「お前心拍数速いな」
木葉「ばか・・・」
照れ隠しとも言えるごまかしにならないごまかし発言をしたものの、依然状況は変わらない。というか木葉の髪やら息やらいろんなものが俺にダイレクトに伝わってきてなんていうか
俺「わ、悪い・・・」
木葉「う、うん・・・」
木葉もその意味を感じ取ったのか、少し恥ずかしそうに俺に応える。
まぁ、なんていうか、とりあえずこれを読んでいる皆様、ごめんなさい。
俺「ふう・・・」
木葉「・・・」
すぐ傍にある木葉の顔を見る。こうやって見ると意外とかわいいな・・・
俺「ふう・・・」
しかしずっとこんな体勢でいるわけにも・・・
俺「ごめん・・・」
木葉「う、ううん。あたしこそごめんね・・・」
なぜか謝る俺たち。
でも本気でこのままでいるわけにもいかないな・・・
俺「とりあえず出口に押し出すか」
木葉「ど、どうやって!?」
俺「とりあえず俺が押し出すからそのまま足からでてくれ」
木葉「ええっ!?」
どうやらスカートを気にしてる木葉
俺「大丈夫、誰も見てないって。それにそれしかない」
木葉「う、うん・・・」
俺「よし、いくぞ」
そう言うと俺は木葉の腕を掴み押しだ・・・そうとしたが、腕ばかりが動き、肝心の体があまり動かせなかった。
俺「ちょっとごめん」
俺は腕をあきらめ、今度は脇の下あたりを掴み、そのまま押し出そうと・・・
むにゅっ
木葉「あうっ」
したがなんだかやわらかいものに阻まれた。
俺「あ、悪い・・・」
木葉「う、ううん、気にしないで・・・」
とか言いながらどう見ても気にしてる表情の木葉
俺「うーん、仕方ない、電話して助けを呼ぶか・・・」
木葉「そ、それがいいよ」
木葉「あ、できれば百地君以外で・・・」
俺「え、なんで?」
木葉「だって・・・その・・・」
俺「ああ、悪い。分かった」
そうして俺はなんとか携帯を取り出した。
俺「えっと・・・」
俺は履歴にある鷹條エリーの文字を選び、ボタンを押した。
プルルルル・・・・
俺「出ない・・・」
俺は手が疲れるので一旦携帯をしまった。
木葉「うー・・・肝心なときに・・・」
俺「まぁ、すぐに電話くるだろ・・・」
ブルルルル・・・
木葉「ひゃんっ」
俺「と、突然変な声だすな」
ブルルルルル・・・
木葉「ちょっと、電話きてるっ、とってっ!」
俺「わ、わかった・・・」
俺は木葉の太ももの下辺りでブルブル震えている携帯を取り出した。
エリー『もしもし、○○?どうしたの?』
小声のエリーが出た。
俺「緊急事態だ、助けてくれ」
エリー『ど、どうしたの?』
俺「事情は後で説明する」
エリー『いまどこにいるの?』
俺「石みたいな素材でできてる大きな丸いやつあるだろ、あの中に木葉といる」
エリー『あ、あんなところに2人で!?』
俺「そう、そして出られないんだ・・・」
エリー『なにやってんのよ・・・』
俺「それより早く頼む」
エリー『わかったわ』
俺「それと今百地に来られると困るから、そのまま見つからないようにな」
エリー『はーい』
1分後・・・
エリー「○○、木葉いる?・・・ってわっ!」
木葉「助けて・・・」
俺「頼む・・・」
エリー「百くんが見たら悶絶しそうな格好ね・・・」
木葉「ううっ・・・」
そうして木葉はうつぶせのままエリーに足からひっぱりだされ、俺もあおむけのまま足から引っ張り出された。
エリー「どこをどう隠れたらあんなエロくなるのよ・・・」
俺「いや、最初は普通に入ったんだがな・・・」
木葉「はぁっ、エリー、ありがと」
エリー「どういたしまして」
百地「あ、○○にエリーに木葉ちゃん見っけ」
エリー「わ、見つかっちゃった」
そうして一回戦は終了した・・・

柚香「あ、きたきた」
俺「おう・・・」
菊梨「ん?○○に木葉、どうしてそんなにぐったりしてるの?」
木葉「そ、それはね・・・」
俺「まぁ、いろいろあったんだ。な、木葉」
木葉「う、うん・・・」
菊梨「ん?」
なんかいぶかしげな目で俺を見る菊梨。というか俺だけかよっ。
百地「百戦練磨の俺様にかかればこんなもんよっ!」
そして百地は勝利に酔いしれていた・・・

こうして俺たちは日が暮れるまで缶けりを続けていた。まぁ、木葉は一回戦終了時点で既に疲れていた様子だけど(汗)まぁたまにはこうやって遊ぶのも面白いなぁと思った放課後でした。

いきていく

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