高校野球で、前評判等でよく「強力打線」という言葉を耳にしますが、実際に甲子園レベルで戦ってみると、それほど「強力」という印象を受けないことがほとんどです。
しかし、今回優勝した日大三高は、久々に「強力打線だな~」と感じました。
日大三高打線は、とくに中軸が、基本フルスイング、小さくまとまったりせずに、とにかく強く振る!という印象。
低めの厳しいコースに投げればだいたい抑えられるが、ひとたび失投するときっちり痛打される。だから投手は常にプレッシャーを受ける。
最初は抑えていた投手が、そういう見えない圧力を受け続け、何かの拍子で失投が多くなったところを連打し、大量得点!なんてパターンが、結構あったように思います。
今回の決勝戦で「すげえや!」と思ったのは、7回裏。まずは3番4番。
どちらも低めの難しい変化球を痛打!!
投手からすれば、こんな球まで打たれたら、もう「打つ手なし」って気分になってしまいます。
これで精神的に多少ダメージを受けたのか、そのあと球が高めに浮き始め、7番打者がホームラン!
3番から6番までホームランバッターが並んでいる、そのあとの打者ですよ?
このような、「小さくまとまらない、強いスイングを続ける、失投をきっちり痛打する」みたいな強力打線は、高校野球としてはとても現代的だと感じます。
記憶にある範囲では、去年の興南、強かったときの常葉菊川、田中将大がまだエースではなかった頃の駒大苫小牧…あたりが、「強力打線」と感じたチームですかね。
光星学院で残念だったのは、連投で本調子には見えなかった(少なくともスピードガンの表示は本来のスピードは出ていなかった)吉永投手を、ボール打ちで助けてしまったこと。
見逃せばフォアボールにできた、3ボールのあとのボール球を振ってしまって凡退、ていうケースが何回かありました。
こういうところでしっかりフォアボールを選んで出塁すれば、疲れの隠せない吉永投手をもっと攻めることができたのに、と思うのですが、どうなのでしょう?
たとえ球速が遅くても、ストレートに「切れ」があってついつい振ってしまうのかもしれませんが…
攻撃面でもう少し苦しめれば、見た目ワンサイドゲームの結果にはならなかったと思います。
ところで…
日大三高を最も苦しめたチームは、意外にも西東京大会決勝の早稲田実業だったりして(日大三 2―1 早稲田実業)
しかし、今回優勝した日大三高は、久々に「強力打線だな~」と感じました。
日大三高打線は、とくに中軸が、基本フルスイング、小さくまとまったりせずに、とにかく強く振る!という印象。
低めの厳しいコースに投げればだいたい抑えられるが、ひとたび失投するときっちり痛打される。だから投手は常にプレッシャーを受ける。
最初は抑えていた投手が、そういう見えない圧力を受け続け、何かの拍子で失投が多くなったところを連打し、大量得点!なんてパターンが、結構あったように思います。
今回の決勝戦で「すげえや!」と思ったのは、7回裏。まずは3番4番。
どちらも低めの難しい変化球を痛打!!
投手からすれば、こんな球まで打たれたら、もう「打つ手なし」って気分になってしまいます。
これで精神的に多少ダメージを受けたのか、そのあと球が高めに浮き始め、7番打者がホームラン!
3番から6番までホームランバッターが並んでいる、そのあとの打者ですよ?
このような、「小さくまとまらない、強いスイングを続ける、失投をきっちり痛打する」みたいな強力打線は、高校野球としてはとても現代的だと感じます。
記憶にある範囲では、去年の興南、強かったときの常葉菊川、田中将大がまだエースではなかった頃の駒大苫小牧…あたりが、「強力打線」と感じたチームですかね。
光星学院で残念だったのは、連投で本調子には見えなかった(少なくともスピードガンの表示は本来のスピードは出ていなかった)吉永投手を、ボール打ちで助けてしまったこと。
見逃せばフォアボールにできた、3ボールのあとのボール球を振ってしまって凡退、ていうケースが何回かありました。
こういうところでしっかりフォアボールを選んで出塁すれば、疲れの隠せない吉永投手をもっと攻めることができたのに、と思うのですが、どうなのでしょう?
たとえ球速が遅くても、ストレートに「切れ」があってついつい振ってしまうのかもしれませんが…
攻撃面でもう少し苦しめれば、見た目ワンサイドゲームの結果にはならなかったと思います。
ところで…
日大三高を最も苦しめたチームは、意外にも西東京大会決勝の早稲田実業だったりして(日大三 2―1 早稲田実業)