パリ日記

宮古島の方言で畑のことを
『パリ』と言う。

腰の曲がったオジィがクワ持って
「パリ行ってくるさぁ」って。
なんてお洒落なオジィなんでしょ

旧暦の大晦日、私はパリに行ってきた。
そう、畑に。
正しくは、お花畑という意味の
名を持つイタリア料理店 「花パリ」へ。

沖縄市にある中の町という、
かな～りディープな場所の
異端児的なお店。

中の町を知っている人は思うだろう。
「え！？中の町にイタリアン！
オーナー何考えてるんだろねぇ。
ホントにイタリアンなわけ？」と。

沖縄市でパスタと言ったら、
ミートソーススパゲティか、
Ａランチに添えてある
ケチャップスパゲティ。
(バカにし過ぎかな…)

一緒に行った人達からも
「ホントに大丈夫？
中の町にイタリアンなんてあったっけ？」
なんて言われつつも、無事
花パリを発見し、入店！
オサレだわ

先程ワタクシ
「中の町の異端児的なお店」
と申し上げましたが、追加です。
「イタリア料理界の異端児」と。

とにかく安い！！！

まずは
「パスタジェノベーゼ　￥７００」
を注文。

んまい
超んまい

テレビ的コメントとしては、
「バジルとオリーブオイルの香りが
ポワァっと広がり、正に口の中が
お花畑です。
しかも、生クリームのお陰で
バジルの強い香りが
すごくマイルドになってますね♪」

う～ん面倒くさい！
とにかく美味☆★☆

５人で行ったのでかなり
いろんなメニューを堪能できたけど、
外れナシ！

マスターオススメは
「チキンのカチャトーラ　￥８００」
だそうです。

私オススメは
「パスタジェノベーゼ　￥７００」と
「和牛サーロイン　赤ワインソース　￥９８０」

中の町、侮ることなかれ。