いつもの散歩道、
最初は葛が生い茂る場所。
今の時期は、ウラナミシジミのポイント。
婚活に忙しいのか、
オスメス入り乱れて飛び回っていた。
なかなかじっとしていてくれない。
そこへ、シオカラトンボがやって来た。
上を見上げ、頭をしきりと動かし、
妙に落ち着きがない。
そして、スクランブル発進!
何度も何度も、
それを繰り返していた。
もしかして、ウラナミシジミを狙っている?
そう思って見ていると、
シオカラトンボが飛び出すのは、
ウラナミシジミが近くを飛んだ時。
へ~、
じっとしている相手を襲うのではなく、
飛んでいるのを狙うんだ。
その方が、シオカラトンボにとっては、
高確率で捕らえることが出来るのか?
う~~~ん、その瞬間を見てみたい!
ウラナミシジミにとっては、
非常に残念なことだけれど、
トンボにしたらラッキーなシーン。
是非、その瞬間を目撃したい!
しばらくその場で粘ってみたけれど、
結局見ることは叶わなかった。
じっとしているのを狙った方が、
手っ取り早いんじゃないかな~?
あ、そうか!
じっとしている蝶を、
後ろから羽交い絞めしようとしたら、
翅が邪魔になるのかもしれない。
飛んでいる蝶の下から、
翅を避けて胴体を狙った方が、
確実に捕らえることが出来るのだろう。
ウラナミシジミのオスの表翅。
落ち着いた色合いが美しい。
メスは、翅の付け根部分だけが青く輝く。