細身の貝を背負ったカタツムリと遭遇した。
でも、これ、
カタツムリと呼んでいいんだろうか?
そう言えば、
もっともっと細い貝のもいたよね~。
調べてみたら、
細い貝のカタツムリは、キセルガイ。
煙草を吸うための道具の、
「煙管(キセル)」に似ているから・・・
キセルガイ科 に分類される巻貝たちを、
総じてキセルガイと呼ぶらしい。
そっか~、
君はキセルガイだったんだね~、
と、一旦は思ったんだけれど、
なぁんか、違う。
そして、たどり着いたその正体は、
なんと嫌われ者の外来種だった~!
オオクビキレガイ
地中海沿岸原産の、
オカチョウジガイ科の巻貝で、
日本では、1988年に北九州市で確認された。
福岡県北部、山口県西部で良く見られるって、
上陸地が門司とかだったんだろうね~。
もうすでに、関東でも発見されていて、
農作物への食害 や、生態系への影響が、
懸念されているとか・・・
在来のカタツムリも食べてしまうらしい😨
オオクビキレガイと、
キセルガイとの見分け方は・・・
※殻の先端を上にして殻の口を見ると、
オオクビキレガイは、右巻きで、
口が右側にくる。
キセルガイは、左巻きで左側。
※貝の先端は、
キセルガイは尖っているけれど、
オオクビキレガイは、
子供のうちは丸みを帯び、
大人になると、
その先端が欠けてなくなる。
それが、クビキレの名前の由来。
ふむふむ・・・ と、言うことは、
私が出逢ったオオクビキレガイは、
まだまだ、お子ちゃまだったのね~。
大阪では、オオクビキレガイの、
情報収集が行われていた。
去年のかな?
そのチラシが、とても分かりやすい。
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