難聴たすけ隊

おもにシニア難聴者のため、自分ができるご奉仕をさせていただきます。ただただ困っている難聴者のために…。その心を癒したい。

補聴器を安く買う方法。補聴器を1割の自己負担で購入。障害者総合支援法。

2022-06-20 10:30:54 | 難聴
 本日もブログを見て頂きまして、ありがとうございます。


 最近、補聴器を全額自己負担でご購入された方には申し訳ありません。もっと早く記事を掲載すればよかったです。最近私も補聴器屋さんから詳しく聞きました。国が補聴器の購入費用を補助してくれる制度をご紹介します。
今日の要点は4つです。

〇補助制度を利用するために、身体障害者手帳を持っている必要があります。ちょっと面倒ですね。
        ご参考)

〇補助制度を利用すると、補聴器を1割の自己負担で購入できる可能性があります。

〇最近、補聴器をレンタルして使用できます。補聴器の機種を決める前にレンタルで使って自分に合うか確認したほうがいいです。

〇未成年の方は、手帳を作るところから腰を据えて取り組んでください。まずは親御さんへ身体障害者手帳を作りたいことを話してください。眼鏡と同じで若いときは補聴器をしたい人はいません。


 難聴であっても不自由なく生活をするために補聴器をします。補聴器を購入する時、あなたがすでに身体障害者手帳を持っているのでしたら、補聴器を1割の自己負担で購入することができるかもしれません。医療用の補聴器は高額ですから、大変に助かる制度です。


 ここからは「あなたが身体障害者手帳を持っている。」という前提で話をさせていただきます。
 まず、市役所に書類をもらいに行きます。その後、申請のためにもう1回の合計2回市役所へ行く必要があります。「社会福祉課窓口」に行って「補装具費(購入・修理)支給申請書」と「補装具意見書」の2種類の書類をもらってきます。
 次に、かかりつけの耳鼻科で「補装具意見書」を書いてもらいます。(診断料がかかる場合があるそうです。)
 次に、「補装具費(購入・修理)支給申請書」と記入済みの「補装具意見書」の書類をもって、補聴器専門店へ行きます。店員の方に事情を話して「補聴器の見積書」を書いてもらいます。


 これで書類が揃いました。以下の5点を持って再度市役所へ行き申請します。
1.身体障害者手帳
2.印鑑
3.補装具費(購入・修理)支給申請書
4.補装具意見書
5.補聴器の見積書


 申請後、県の担当部署が判定をしてくれます。判定の結果、購入費用給付の許可がおりれば「補装具費支給券」が自宅に届きます。判定には長いと数カ月かかる場合があるそうです。「補装具費支給券」をもって「補聴器の見積書」を書いてもらった補聴器屋さんで補聴器を購入します。


 上記は、基本的な補聴器購入費の申請の流れです。市区町村により多少手続きが異なる場合があるようです。私は補聴器をしていますけれども、まだこの制度を使ったことがありません。詳しくはお住まいの市区町村「社会福祉課窓口」でご確認ください。


 (本ブログを書いたのは2022年6月でした。2023年7月にこの制度を使って補聴器を購入する予定です。小生の住む県では、左右両方の補聴器のうち片方だけに1割の自己負担が適用されました。もう一方の補聴器は全額自己負担です。ちょっとけちですね。)



 最後に、いろいろな会合で難聴の方のお話を聞くと、難聴になった時の聴こえ方は人により違うようです。ですから評判のいい補聴器が自分に合うとは限りません。レンタルで最低2週間くらいは使用して、音質について自分の耳に合うことを確認してから購入することをお勧めします。仮に合わないものを購入しても補聴器屋さんで調整を繰り返して慣れていくもののようです。


 今日もいい日でありますように。

黄色のマリーゴールド 花言葉「健康」


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