難聴たすけ隊

おもにシニアの難聴者のために、自分ができる正しいご奉仕をさせていただきます。ただただ困っている難聴者のために…。

難聴者の音楽の楽しみ  「DRUM TAO」のコンサートでもらった感動。

2023-11-04 08:06:00 | 難聴
 こんにちは。
 ご訪問ありがとうございます。

 ろうや難聴でも、症状に応じた音楽の楽しみ方があると思います。
 今日の要点は3つです。

〇小生のように高音がきこえずらい方はリズムのはっきりした音楽を楽しめる。例えばDRUM TAOの和太鼓など。

〇低音の聞こえずらい方は、高い声が主体の女性ボーカルなどを楽しめる。

〇まったく聴こえない方は、下に紹介したような新しいコンサートがあるらしい。膨らませた風船を持ってコンサート会場に入って、音楽で発生する振動を感じとる。

ご参考↓


 44歳ごろに難聴になってから、小生は好きな音楽を聴くことをあきらめました。学生時代は、アルバイトしてステレオセットを買い込み、レコードをコレクションしていました。レコードプレイヤーを使ってとっかえひっかえ聞いていた音楽好きでした。しかし今、補聴器をしながら同じレコードを聴いても、若いころに聴いた曲と目の前で鳴っている曲はぜんぜんちがうのです。

 音楽はあきらめて数年たち、定年間近のころ自分へのご褒美に誰かのコンサートへ久しぶりに行きたいなーと思いました😍 。ちょうど市役所に掲示してあったDRUM TAOのコンサートのポスターを見た時、もしかしたら和太鼓なら聴こえるかもしれないという直観がありました。だめで元々と考えて、自分のためにチケットを買って行きました😔


 DRUM TAOは正解でした。リズム主体の音楽だったし、初めて聴くということが自分にとって幸いでした。ほんとによーーく聞こえました。和太鼓のリズムは低音でも出るのでしっかり聴きとれました。初めて聞く音楽だから「あれ昔聴いたメロディーとちょっと違うな?」という感覚が起こるはずがありません。このようなメロディーの違いに戸惑う感覚は、中途失聴者にしかわからない悲しい感覚です。

 和太鼓の迫力とメリハリの効いたステージ展開にじゅうぶんに楽しめた2時間弱でした。このコンサートを聴いた時にもらったエネルギーは、今現在のブログ「難聴たすけ隊」を書き続けているエネルギーになっているといっても過言ではありません。

 皆様もまずはいろいろな音楽を聴いてみてください。

 ご訪問ありがとうございました。


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