うんたま森のキジムナー

神無月

10月は「神無月」
全国の神様が出雲大社に集まってサミットが行われる。
沖縄には神様が多い。
この近辺だけでも御嶽が20以上存在する。
この宮古島の神様だけでも大型ジェット機が満席になるだろう。

でも沖縄には、ちゃんと留守番の神様がいる。
どこの家の台所にもヒヌカン様がおられて
家を守っている。
宮古島市の世帯数が約2万8千世帯だから単純に
2万8千もの神様がおられるわけだ。
とはいえ、昔の人は10月を神無月と呼んだ。

神様がいなくなることで人々は「火の用心」を
呼びかけた。ちょうど空気が乾燥して火事が
起こりやすい時期なので、集落の人が団結して火の用心に
まわった。
かっては村の役人が各世帯のカマドの様子を
チェックしがてら、
「なにか困ったことはないか?」と聞いて回ったそうだ。

それを「カママーイ」(カマド廻り)と呼んでいる。
宮古島では、ほとんど火災はない。
畑を燃やして火が止まらなくなることは結構あるが、
住宅火災というはあまり見たことがない。
これもヒヌカン様のおかげであると信じている。
1日と15日に水とお酒を入れ替えて、塩と米は
気づいたときに取り換える。
神様のなかで一番気さくな神様でもある。


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コメント一覧

きじむなー
伊勢神宮も行きたいですね。
昨日、海からの帰りにサシバが飛んできました。
ダイバー
出雲大社を訪ねたのはかなり昔の事でしたが、日本中から集まる神様の宿泊用に小部屋が沢山並んでいた記憶があります☺ そうは言っても、数万人は無理が有りそうです😭 サミットだから一堂に集うことに意味があるとすれば、今流行りの分散やリモート会議と言う訳にもゆかないですね😅 実は、ひとつだけ叶えてほしい願いが有りますが、聞き届けてくれる神様は今何処に居るのでしょうか🙇
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