ご自分で四方拝をやる場合どのようにすればいいか戸惑うことと思います。天皇のされ方をみると明治以前は次の順番で行っていらっしゃいました。
まず、北斗七星の属星⇒北(天として)⇒北西(地として)⇒東⇒南⇒西⇒北⇒山稜(歴代天皇の墓)
それが明治維新以降は
伊勢両宮(内宮、外宮)⇒四方の神々 とされています。このときやはり主要な天皇の山稜も遥拝されていらっしゃるようです。ただ四方の最初は北なのか東なのかは自分ははっきり解っていません。
以上をもとに、いろいろご自分で工夫されて自分に一番フィットするやり方を見つけられていけばいいと思いますが、長年実践している中で個人として行う時に是非取り入れられるようお勧めするポイントがいくつかあります。
①一番最初、北に向かい北極星や北斗七星もしくは北辰を拝むこと。
またいつか書きますが北極星や北辰は大変な力を持っており、権力者たちが民衆からこの北辰信仰を取り上げてきた歴史があります。
②北辰を拝んだら、時計周りの順に拝んでいきます。
北→東→南→西で完了させてもよいですし、北辰と北方の神々は別として北(北辰)→東→南→西→北 どちらでもいいです。
この時自分の場合は、「東にまします全ての御神仏、ありがとうございます」というふうに唱えています。
③最後に伊勢神宮と鎮守様、先祖の墓地(父方、母方両方)を拝みます。
伊勢神宮と繋がることは日本人として非常に重要ですし、また鎮守様も拝むことで陰陽の関係になっています。また私たちの場合は山稜に当たるのが先祖の墓地なのですが、実は父方だけでなく母方からの守護の力は大変大きなものです。お嫁に嫁がれてる方は、嫁ぎ先の先祖の墓と実家の墓を拝まれればよいでしょう。
また、方角がだいたい東西南北に合致する際はそれぞれの方角の神仏のあとに続けて唱えてもかまいません。
庭やベランダがあれば外で太陽を浴びながら行うととても気持ちのよいものです。もちろん部屋のなかでもかまいません。とにかく重要なのは毎日行うこと。そのためには出来るだけシンプルなやり方がよいです。3か月もするとご自分でも今までとの違いが感じられるようになるでしょう。是非今日からでも試してみてください。
貴舟 一之 (きふね かずゆき)
まず、北斗七星の属星⇒北(天として)⇒北西(地として)⇒東⇒南⇒西⇒北⇒山稜(歴代天皇の墓)
それが明治維新以降は
伊勢両宮(内宮、外宮)⇒四方の神々 とされています。このときやはり主要な天皇の山稜も遥拝されていらっしゃるようです。ただ四方の最初は北なのか東なのかは自分ははっきり解っていません。
以上をもとに、いろいろご自分で工夫されて自分に一番フィットするやり方を見つけられていけばいいと思いますが、長年実践している中で個人として行う時に是非取り入れられるようお勧めするポイントがいくつかあります。
①一番最初、北に向かい北極星や北斗七星もしくは北辰を拝むこと。
またいつか書きますが北極星や北辰は大変な力を持っており、権力者たちが民衆からこの北辰信仰を取り上げてきた歴史があります。
②北辰を拝んだら、時計周りの順に拝んでいきます。
北→東→南→西で完了させてもよいですし、北辰と北方の神々は別として北(北辰)→東→南→西→北 どちらでもいいです。
この時自分の場合は、「東にまします全ての御神仏、ありがとうございます」というふうに唱えています。
③最後に伊勢神宮と鎮守様、先祖の墓地(父方、母方両方)を拝みます。
伊勢神宮と繋がることは日本人として非常に重要ですし、また鎮守様も拝むことで陰陽の関係になっています。また私たちの場合は山稜に当たるのが先祖の墓地なのですが、実は父方だけでなく母方からの守護の力は大変大きなものです。お嫁に嫁がれてる方は、嫁ぎ先の先祖の墓と実家の墓を拝まれればよいでしょう。
また、方角がだいたい東西南北に合致する際はそれぞれの方角の神仏のあとに続けて唱えてもかまいません。
庭やベランダがあれば外で太陽を浴びながら行うととても気持ちのよいものです。もちろん部屋のなかでもかまいません。とにかく重要なのは毎日行うこと。そのためには出来るだけシンプルなやり方がよいです。3か月もするとご自分でも今までとの違いが感じられるようになるでしょう。是非今日からでも試してみてください。
貴舟 一之 (きふね かずゆき)