リモートで家のiMacにアクセスする必要を感じ、休日に設定しようと思い立ちました。ところが名称が分からない(^^;
固定IP/ダイナミックDNSを使用しない簡単な方法があったはず、と思い検索。
まず引っかかってきたのはアップルリモートデスクトップ
でもこれ、ソフトを買わなくちゃいけないし、リモートからのアクセスには固定IP/ダイナミックDNSが必要だし、なんか違う(^^;
Googleが不便なのは「検索キーワード」が分からない時。「あれ何て言ったっけ?」という時にはけっこう手間取ります。
こんな時役立つのが書籍。以前買ったMac OS 10.5のムックをパラパラめくっているとありました!そうそう「どこでも My Mac」これが使いたかった(^^) (ここにたどり着くまで小1時間ほどかかってます(^^; )
ちなみにこの機能を利用するにはAppleの有料サービス(無料お試し期間あり)「MobileMe」のアカウントを取得している必要があります。私は利用中ですが、契約してない方はフリーウェアなどを使う必要があります。
なお「どこでも My Mac」の公式ページはこちら→どこでも My Mac
さて、設定。
まずはBBルータ(ブロードバンドルータ)に設定をします。複雑な手動設定をする必要はないのでご安心を。
UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)を使ってアプリに自動設定してもらいましょう。そのためにはBBルータにアクセス(ブラウザのアドレスバーに192.168.0.1などのIPアドレスを入力)し、「UPnPを有効」にします。
また、Appleの「AirMac Extremeベースステーション」を使う必要もありません。
現在、わが家のBBルータはちゃちなシンプルなIP電話ルータですが、ごらんのようにUPnP機能が実装されています。
次にリモートアクセスさせるiMacとアクセスするMacbookそれぞれで「MobileMe」のアカウント設定を行います。ここでiMacとMacbookはわが家の無線LAN=同一ネットワークに接続されています。出先と同じ外部からのアクセスをシミュレートするため、ここでMacbookの接続先をWiMAXに切り替えました。
[Dockメニュー]→[システム環境設定]を開き[MobileMe]をクリック。
「どこでもMy Mac」タブから「どこでもMy Mac」「ファイル共有」「画面共有」をすべて「入」にします。また、下の「共有を開く」ボタンをクリックし、こちらでも「ファイル共有」と「画面共有」が有効になっているか確認して下さい。
これで準備は完了、あっけないほど簡単です。
それでは接続テストを行います。
ここからけっこう躓いたりするんですが(^^;
まず接続。これは非常に簡単です。Macbookで「ファインダー」を起動すると左側の一覧の「共有」に「○○のiMac」(○○はユーザ名)と表示されるようになります。ここをクリックして選択するだけ。
そうすると「接続中・・・」という文字がWindow上部に表示され、接続されるはずです。
が、しばらく待つと「接続に失敗しました」という旨のメッセージが(^^; あれ? こんなはずでは(^^;
こんな時は基本に返って、
(1)再起動する
(2)MobileMeにログインし直す
といった手順を確認します。
私は(2)で無事接続できました。
接続後の画面がこれ↓↓ 公開用のパブリックフォルダが見えています。
赤枠の「画面を共有」をクリックすると、MacbookにiMacの画面を呼び出して操作することができます。
画面共有のキャプチャ。中央手前の大きなWindowがiMacの画面です。
このあと「Aperture 3」を起動して少し操作をしてみましたが、画面の遅延もそれほどなく実用に耐えうるレベルでした。
出先からデータ処理をiMacにさせるといったことが簡単になれば、持ち歩くモバイル端末はそれこそMacbook Airでよくなります。
買ってしまうのか? >俺(^^;
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