初めてツイッターに触れたのは、2009/10/3。この日付は覚えているのではなく、クライアントで確認できる。クライアントというのは、ユーザがアクセスに使うソフトウェアのことで、公式ホームページ以外にも多くの使いやすいクライアントがある。
私が使っているのはtweetieというクライアント。
Macではtweetie、iPhoneではtweetie 2 を主に使っている。
それほど多くのクライアントを試したわけではない(3つくらいかな)が、直感的なインタフェースが使いやすくてこれに落ち着いた。
たとえばiPhoneで使ってるtweetie 2は、フリックでTL(タイムライン)を上へスクロールしていき、上辺に達したところでさらにフリックするとリロードが始まるというスマートさ。画面をリロードするのにボタンをわざわざタップする必要がない。
このあたりのインターフェースが実によくできている。
惜しむらくはバージョンアップにより気になる点が出てきたこと。RT(ReTweet)機能とQT(QuoteTweet)が分割された。前者は「他人の発言をそのまま引用」し、「自分なりのコメントを付ける」場合は後者を利用する。このこと自体は「再ツイート」と「引用ツイート」を分けたという点で一定の評価ができるが、問題はその仕様。唯一の欠点と言ってよい。
日本のユーザの使い方として、前発言者のツイート(つぶやき)を受けて前へ前へと発言が追加されるという使い方がメジャーだ。例えば
おめ! @2: 祝! RT @3: おめ! RT @4: おめでとう! RT @4: 今日は誕生日^^
という、「おめ!の行列」(※ツイッターではひとつの発言が140字以内なので、言葉をよく短縮する。)では、右側にある発言ほど古い。
一般化してみると、
[1] RT @(2): [2] RT @(3): [3] RT @(4): [4] RT @(4): [4]
という具合。
※ここで()内はユーザアカウント、[]内はツイート、数字が大きいほど古いツイート
この流れだと、後ろから前に向かって時間は一直線に進む。
ところが最新版のtweetie 2では、以前選択できた「RT方式」が許されず、「/via方式」の使用を強制される。これを用いるとどうなるか。右端に追加されるのだ。
上の例で2番のユーザだけが「/via方式」を用いると、
[1] RT @(3): [3] RT @(4): [4] RT @(4): [4] /via @(2) [2]
となり、発言順序が非常に分りづらいものになる。
全ユーザが足並み揃えて「/via方式」になれば問題はない。が、それは期待できないし現時点では多くの人が「RT方式」なので「/via方式」でコメントをつけるのは時系列を乱して心苦しい^^;
なので多くの人が「RT」をつなげているツイートにコメントする時は、緊急避難的に他のクライアント(SimplyTweetなど)を起動したりしている。
バージョンアップ前のtweetie(iPhone版)はどちらをデフォルトとするのか選べたんですけどね。
なお、RTにもユーザが使い始めて今の形に落ち着いた「RT」(tweetieではQTと呼ぶ)と、twitter本社が新たに規定した「公式RT」の二つがあってややこしい。
混乱している方は次のサイトなどを参考にするとよいでしょう。
Twitterの公式RT、非公式RT、QTの違いを分かりやすく図で描いてみた
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