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 新・スタートレックのDVDをぽちぽちと見返しているところだが、いや、日本語タイトルの見事さにあらためて感心させられている。
 「The Price」異性人間でワームホールを競売するエピソードを描いた物語。邦題は「非常なるかけひき」。
 「Q Who?」艦長ピカードの好敵手、人類から見ると超人的なパワーを持つ時空連続体Qに振り回されるエピソード。邦題は「無限の大宇宙」
 ひとつひとつのドラマに対する愛情が感じられる邦題-意訳-だ。
 こんなことを強く感じたのも最近読んだ本の訳がひどかったから。そこそこ話題になった本だが、引っかかる点が多かった。翻訳者は英語だけできてもダメ。「6シリンダーのミニバン」って何?それを言うなら「6気筒」だろ!中学生の辞書にも載っている。
 訳者の知性も愛情も感じられない本。一連のタイトルとブームで売れたのか?書名を書く価値も無い。

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