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ポニョ超えだ!ヤマト25年ぶり復活へ(スポーツニッポン) - goo ニュース

 ヤマトブームの中にいた自分にとっては、気になるニュースではあるが結果は見えている。のっけから否定したくはないが、ダメだろう。

 根拠を挙げる。
 まず、製作総指揮西崎義展氏(73)、総監督の舛田利雄氏(80)。年齢が気になる。クリエイティブな制作には、ちと厳しいかと。また、松本零士氏(70)の不参加も大きいと思う。松本零士の才能を過大評価する気はまったくないが、映画の完成度には、そこにかかわる人たちの「本気度」が大きく影響する。そういう意味でヤマトを生み出した松本の情念の力は大きい。
 ストーリーも「危機に陥った地球(人類)を救う」という壮大なテーマによる縛りがあり、マンネリだと思う。ちょっと引用してみる。
「今作は西暦2220年が舞台。移動性ブラックホールの膨張で地球に危機が迫り、3億人の移民作戦が展開。その途中に移送船団が攻撃を受け、ヤマトが反撃するというストーリー。38歳になった古代進が艦長になり、妻の雪との間に美雪という娘もいる設定だ。」

 多種多様な時代設定、機体デザインを生み出し、若手クリエーターが次々に参加して作品世界を広げていった「ガンダム」に比べると、「地球の危機」「戦艦ヤマト」「古代進・森雪」にしか頼れないヤマトのヒットは難しいだろう。それどころか、変な話になって昔からのファン離れを招いてしまうという最悪のケースも起こりうる。

 自分としては変なストーリーで新作アニメを作るより、「ハリウッドで実写版にリメイク」をオススメしたい(^^; 遊星爆弾で痛めつけられる地球、ガミラス艦との戦闘、ワープ、波動砲・・・。これらを最新のSFXで気合いれて作るだけでもかなり見ごたえが出そうな気がする。あ、ヤマトの計器類やアナライザーもこの際一新したいところ。
 もしくは、「スタートレック」のように実写テレビドラマ化し、ヤマトを舞台にした「ファミリーもの」に路線変更するとか。

 まあ、かつての一ファンとして、制作陣の意地に期待したい。

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