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強殖装甲ガイバー 25 (25) (角川コミックス・エース 37-25)
高屋 良樹
角川書店

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 平均すると1冊/年。もちろん著者である高屋が描くペースが遅いのだ。

 物語はこの25巻で戦術レベルの戦闘に区切りがつき、ひと段落。主人公・深町晶の優しさに共感しつつもイライラ(^^;させられていた読者がようやく溜飲を下げる時が来た!
 巨人殖装・ギガンティックを自らの強い意志で取り戻した晶は、さらにギガンティックXDへと進化させ、グラビティ・インプロージョン(自ら発生させたマイクロブラックホール!を撃つ)を憎くきドラグロード(カブラール)に向けて放つ・・・
 それにしても絵で見せるコミックだから、15分もあれば余裕で読み終えてしまうのがツライ(^^; で、また次は1年後とか(^^;
 冗談ではなく、作者と同世代の自分としては、生きてるうちに結末まで読めるのか?っていうのが、マジ心配なんですけど・・・
 つか、生体レーザー、生体ミサイル、マイクロブラックホールといった斬新なアイディア群(攻撃用兵器にとどまらない)に時代が追いつき追い越しつつあるという現状も、ファンとしては寂しい。10年前に完結してたら世間的な評価も相当高かっただろうに・・・とつい感じてしまうのは自分だけだろうか?

 前回も書いたが、まだ読んでない皆さんは幸せ者です!ここまでイッキ読みする楽しみがあるから。
 次巻も楽しみにしてますよ、高屋さん。



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