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 正直言うと、アカウントは作成したもののほとんど活用できていないFacebook。

 Twitterを始めた時のように手探りでいろいろ試せばいいとは思うのだけど、今はなかなか時間が取れない。そこで、すきま時間を活用して少しはFacebookのことを知ろう!ということでAmazaonでポチったのが本書(^^;

 Facebookの成り立ちから解き明かしてくれてるのは、個人的にツボ。実名のSNSがどうして誕生したのか? というあたり得心がいった。
 Facebookの使い方を知りたかったわけじゃないから、その説明がほとんどないのも問題なし。

 Facebookが圧倒的に支持されている(世界で5億人以上が登録!)理由を筆者は(1)リアル (2)クール (3)ムーブファストの3点に集約していてこれもわかりやすい。

 個人的におもしろかったのはmixi、Twitterとの違い、棲み分けのくだり。mixiは日本固有の匿名性、プライベートという部分が、Twitterは参加する敷居の低さが優位点だというのは納得。また、Googleとはパイの食い合いになるというのも今後アンテナを高く張らなくてはいけない情報。

 Facebookの創業者、マーク・ザッカーバーグの人となりやポリシー、Facebookの注意点、Facebookによるマーケティングなどひととおり網羅しており、ざっと知りたい方にはうってつけの入門書。
 30分程度で読めてしまうので「広く浅く」本書で把握したら、関心分野についてはもう少し専門的な本を漁る必要はあると思われます。

 「Facebookって何?」という方に、一番最初にお勧めしたい良入門書。


Facebook 世界を征するソーシャルプラットフォーム (ソフトバンク新書)
山脇 伸介
ソフトバンククリエイティブ


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