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 「スパイダーマン」などヒーロー物を数多く生み出したMarvle出典。しかし活躍するのはスーパーヒーローではなく、家族を敵に奪われた、酒を手放せない男フランク・キャッスル(トム・ジェーン)。スーパーヒーローではないが故の、見ていて募るいらだたしさも魅力。
 対する敵役にはすっかり貫禄の出てきたハワード・セイントことジョン・トラボルタ。FBI潜入捜査官だったフランクに息子を殺され、その復讐に彼の家族・身内を皆殺しにする。そしてフランク本人も仕留めたつもりだったが・・・リアリティを欠くのはここくらいかな。スーパーヒーローに食傷気味の方には久々の等身大のヒーローだ。
 亡きものにされた息子の贈り物、どくろマークのTシャツを着ているのが泣かせる。
 ストーリーは取り立てて語るべきものはないが、「マッドマックス」で妻子を奪った暴走族に復讐するマックスに拍手を送った人は見るべき。車の改造や、武器などを用意し、知恵を働かせながら巨大な相手を追い詰めていく筋立ては分かっていても興奮する。またフランクに協力しようという若者3人(ひとりは恋人候補)との交流も味があってよかった。

 ラスト、「俺はパニッシャー(制裁者)だ!」というセリフで終わるのだが、ぜひ続きを見たいな。「ザ・シューター―極大射程―」のように、とんでもなく巨大な敵を相手に、できることならあれこれ悩まず制裁を下してほしい。

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