違和感を感じる発言がまたも飛び出した。何事も「ゲーム脳」に結びつける「あの人」の発言である。【以下「MSNの産経記事」より】
森教授には「ゲーム脳の恐怖」の著書がある。「ゲームをやり続ける人の中には、テンションが上がって自己抑制ができなくなり、達成感によって冷静になることがある。それと同じだったのでは」
これについてはあちこちで皆さんが書いていることに自分もまったく同感である。
【参考】 ゲーム脳の恐怖(Wikipedia)
そもそも「テンションが上がって自己抑制ができなく」なるから際限なくゲームなどにはまるわけで発想が逆じゃないの、と。
少々脱線するが、何かを成し遂げて偉人と言われる人には自己抑制に欠けた(のめり込むという意味で)人が多いようだ。自分の敬愛する人物の多くも本などのエピソードで接するだけだから好ましいと思えるものの、身近に居て毎日顔を合わせるとなると考え込んでしまう。例えば日本人に人気のある歴史上の偉人というと織田信長。どうですか、身内だったり上司だったとしたら(^^;
ブレーキを欠くことでより速く、より遠くへ到達できる。
逆に言うとそこまで自己に徹しきれない常識人は、人の目を瞠(みは)らすことはできない、ということ。案外、幸せはそのあたりに落ちているのかもしれないが。
とんでもない事件を引き起こし、くれぐれも「ブログ脳」とどこぞの教授に命名されないようお互い気をつけませう(^^;
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