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 1920年代のブロードウェイ。芝居を上演する資金を、ギャングのボスに出資してもらったことから、ボスの女オリーブを主役に抜擢する羽目に。脚本家デビット(ジョン・キューザック)の苦悩と新たな人生が始まる。
 オリーブはもともとラインダンサー。それが舞台の上でいきなり主役級を演じられる訳がない。おまけにボスの目付けのチーチが舞台練習にくちばしを挟んできてストレスはたまる一方。
 一方では、かつての大女優ヘレンは色仕掛けで、自分の出番が多くなるよう、デビットに脚本を書き換えさせようとする。色褪せたとはいえ(失礼!)ダイアン・ウィーストの存在感はさすが。

 ところが芸術の魔性というものか、自分のアイディアがデビッドに採用されたチーチが、やがてとんでもないことを言い出す。曰く「あの女じゃ下手すぎてだめだ!」ボスの女オリーブの演技にけちを付け始めたのだ。
 最初からそう思っていたデビッドには渡りに舟のはずだが、パトロンのボスが怖くてオリーブをはずすことなど思いもよらない。
 そしてチーチはついにオリーブを舞台から降ろすことに決めた・・・

 コメディタッチで笑える台詞が随所にある。というか、それがなければ途中まで見続けるのはちょっと辛い(^^; 現在の娯楽作品のスピード感とミステリ仕立てのストーリーにつくづく慣らされてしまったんだなあと思う。

 それでも、ちょっと時間のある休日にはグラス片手にこんな作品とつき合うのも悪くない。
 気長に画面と向き合える人にはオススメか。

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