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【撮影基本情報】
・2009/04/18 沖縄県名護市
・OLYMPUS E-3
・ZD 70-300mm f/4.0-7.6, ○=telcon ×1.4, ●=telcon ×2.0


 【SS:1/400 f:7.9 ISO:400 +1.0EV ○】

 沖縄を発つ日の早朝。
 ホテルの前の川でいろいろな鳥たち(カワセミ、コサギ、ダイサギ、セッカ、イソシギ、シロガシラ、イソヒヨドリ)に会い、もうこれ以上新しい鳥もいないだろうし、最後くらいはゆっくり散策でも・・・と思いながら川沿いをカメラを持たずにぶらついていました。
 その時ふと目をやった川の、広がった干潟を今まで見たことのない、やや大きめのシギが歩いていました。「これはもう撮るしかない!」と、慌てて駐車場の車までカメラを取りに駆け戻りました(^^;

 ところが川縁に戻ったときにはいくら目を凝らしても干潟にシギの姿はありません。カメラを携帯していなかった後悔がどんどん膨らんでいったその時、生い茂る木の向こうの川面にじっと立っているサギの姿を見つけました。
 目の悪い私は、一瞬、体の色からアオサギか、と思いました。しかしファインダーを通して見えるその姿はアオサギとはほど遠いまるっこい体型。
 ゴイサギの仲間だとわかった瞬間、連写を始めていました。





 【SS:1/400 f:7.9 ISO:400 +1.0EV ○】

  しばらくじっと立っていた後、ゆっくり岸の方に歩き出しエサを採り始めました。この太くて長く、よく伸びる首! お世辞にもかわいいとはいえません(^^;
 それでも写真をとってしまうのは、アオサギといっしょで、どちらかというと恐いもの見たさなのか(^^;





 【SS:1/400 f:7.9 ISO:400 +1.0EV ○】

 なにか捕らえたようで飲み込んでいます。
 ふさふさの毛に覆われた太い首が、鳥類というよりは哺乳類のそれを思わせます。





 【SS:1/400 f:7.9 ISO:400 +1.0EV ○】

 ゆったりとした足取りで、こちらへ歩いてきました。
 この後、岸の方へ向きを変え、完全に死角へ入っていきました。

 初見の鳥でその場では同定できませんでしたが、戻ってから図鑑で確認しササゴイと判明しました。翼の羽毛の白い縁取りが、笹の葉が茂ったように見えるというのが名前の由来のようです。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
鳥の首の骨 (キョロ)
2009-04-26 23:20:53
良く伸びる首ですね~。小鳥も眠る時は首を180゜回転しますし、フクロウなんてたしか顔360゜回転出来る種類がいますよね。一度そんな角度で世の中見てみたいです(^^;
 
 
 
伸びる首 (kietz)
2009-04-27 07:43:08
といえばダイサギは、「?」の形に曲げた首をヒュン、と伸ばして上手に魚を捕りますが、あの首の細さだから優雅に見えるというのがあるでしょうね。そこへいくとゴイサギの仲間は・・・(^^;
 
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