オトシブミの仲間は若芽が出たときが観察の時期となります。なにしろ揺籃の中に卵を産むのに忙しいんです、普段すぐ逃げるこの虫もこの時だけは少し逃げるの待ってくれます。揺籃の中には卵が一個しかないんだそうです、幼虫がちょうど食べ終わり蛹になれるだけの量をお母さんがちゃんと準備してくれるそうです ですからお母さんは忙しくせっせと揺籃を作るんです。写真はヒメクロオトシブミです、ごく普通に見られるオトシブミですが約5㎜と小さいので気が付かないことも多いと思います。葉の上にいるのを見つけても人が近づくとコロリと落ちてしまいます。クヌギ コナラ等の葉の上にいることが多いので静かに観察して下さい。揺籃なんですが 昔人は「落し文」と呼んだそうです、恋人の前にわざと巻物の文を落としたことを思い浮かべてでしょうか?。ヒメクロオトシブミは気まぐれで揺籃を落としたり ぶら下げたままにしたりします、でもしばらくするとみんな土の上に落ちて腐り始めます これで幼虫が食べる事が出来るんだそうです。
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ムカデより小さくて黒いこと 大きさが25~30㎜くらい 時々黒い足を出す事 ダンゴムシに似ているけど歩くのが速く丸くならない事 であればオサムシの幼虫の可能性があります。オサムシであれば 一般的には考えられるのは アオオサムシ クロナガオサムシ マイマイカブリなどかもしれませんね。