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廃棄物彩生処

主にジムニーの廃品利用による改造、メンテ、及び4×4トライアル競技などを掲載する場として・・・・!

ドラムブレーキ用工具

2007年08月08日 | 工具
 ドラムブレーキは、ディスクブレーキと比較して構造が複雑で部品数も多く、メンテが厄介ですよねぇ。腕力が無い(金も無い)私は特にスプリングの着脱が苦手なんです。
 しかし、手持ちの専用工具を使えば可成り作業し易くなるので、その工具を紹介してみます。



 上画像がドラムブレーキ用工具の3点セット。これは30年ほど前に購入した年代物であり、最近ではもっと便利なものがあるかも知れませんが・・・?
 こんな工具は必要ない、とおっしゃる方が多いと思いますが、こうゆうものもあるということをお知らせする意味を含めて以下に紹介します。

 まず画像内下の金切り鋏みたいな大きな工具は、シューホールドピンを着脱するときに、シューホールドダウンスプリングを縮めるもので、名称は「ブレーキスプリングプライヤー」。
 その使い方は下図の様に挟んでスプリングを押し縮める。2本の柄を綴じているピンが硬くカシメてあり、挟んで手を離してもスプリングの力で押し戻されないようになっている。
 この状態で両手が使えるので、片手でホールドピンの裏側を押さえ、一方の手でプライヤーによりホールドピンをつまんで半回転し、着脱すればよい。



 ジムニーの整備マニュアルでは、ピンをラジオペンチでつまんでおいてスプリングを指で押し込み、ピンを半回転して着脱するよう説明されている。先が細いラジオペンチでなくプライヤーではピンがつまめないため、スプリングを押し込んでピン頭を出してからつまむことになるが、この場合はピンの裏側を指で押さえなければならない。手が小さく力の無い私は疲れてくるとうまくいかずイライラする。この工具を使うと非常に楽に作業ができる。
 しかし、高価(¥5,000程)であり買い備えるほどのものではありませんね。遠い昔、金も力もあった時代に購入した物です。使い方もわからないで・・・ね。

 以下に、JA11サービスマニュアルの挿し絵を示す。




 次に前図上の工具は、シューリターンスプリングを着脱するもので、力をかけやすいように、加工されている。非常に作業し易いので、ひ弱な人、不器用人でかつ金持ちの方にはおすすめの一品ですよ。



 画像内の脂(油)ののりきった若々しい手は私の左手ですが、右手にデジカメを構えていることから、この工具の実際の握り方とは少々異なってます。通常は両手で操作するんですよ。

 最上図の真ん中のドライバーみたいなものは、使い方が分かりません。先端が段付きで細くなっているんでテンションスプリング着脱用ではないかと思うんだが・・・?


 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初のカキコです(笑) (駿坊@ロディオ)
2007-08-11 11:09:12
ki9様





いつも大変御世話になっています。偽SJ30(検切れ)と80所有している駿坊(金〇)です(笑)



やっとki9様のブログ発見して、早速カキコしました(*^^*)





更新楽しみにしていますので、ぜひ頑張って下さい。また遊びに来ますのでよろしくお願いしますm(__)m
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ありがとう! (ki9)
2007-08-12 18:46:51
駿坊@ロディオさん

 こんな所へわざわざ捜して間での訪問、ありがとうございます。m(_ _)m
 なかなかネタが無くて更新できませんが、暇なときにでも覗いて見てください!
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