廃棄物彩生処

主にジムニーの廃品利用による改造、メンテ、及び4×4トライアル競技などを掲載する場として・・・・!

セルモーターのオーバーホール

2012年06月14日 | 車パーツ
 ジムニー用スターターモーターを内部消耗パーツ確認を兼ねて、オーバーホールを行った。

素人による通常の分解は、電極ブラシの交換などでブラシ側カバーを外す程度であり、最大でも下図までであろう。

 JA71用の分解図

 しかし、今回はマグネットスイッチの接触端子の消耗程度を確認するため、マグネットSWを分解した。
このマグネットSWの純正パーツとしては、アッシとしてしか購入できず、よって接触端子など構成パーツを交換することはできない。

もっとも、小型車用のセルモーターは通電電流が少ないことから、接触端子消耗も少なく、これのメンテはほとんど必要ない、ということなのだろう。

これを分解するには、2本のボルトを外し、2ヶ所のハンダ付け部分(下図の矢印)を溶かすだけで容易に分解できるので、アッシ扱いとする必要はないと思うのだが・・・。



 下図はSJ30用で、接触端子はバッテリーからの入力+側の接触面が若干ざらついていたものの、機能的には問題ない程度であった。



 JA71用、SJ30用共にブラシ摩耗が少なかったので、回転部分と衝動部分を清掃し、グリースを塗布し、塗装して組立した。

 SJ30用

【注意事項としては】

 内部には電極としてのブラシ接触面などがあるため、導電性のグリース(リチュームグリースなど)を使う必要がある。



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