ノーベル賞

ぼちぼち、今年のノーベル賞の噂が出始めました。

今年は、日本人が何人選ばれるのか？
村上春樹は、今年こそ！などと、期待は膨らみます。

昨年のノーベル賞。
ボブ・ディランの文学賞には驚かされましたが、
もう一つ、経済学賞を受賞したリチャード・セイラーにも少し驚きました。




「行動経済学」なんて難しそうな話ですが、内容は、

私たち人間が、
合理的な選択をした方が良いと分かっているのに、
非合理的な選択をしてしまう。

といったもの。

この人間の行動の本質を、マーケティングに活かす手法は、色んな所で見られます。

私自身も、今日はお酒飲まない方が、明日は楽だし、
何より体に良い！と分かっているのに、ついつい飲んでしまったり、

山道を長時間走るなんて、生産性は無いし、時間もお金もかかるし、
体もキツいし、危険もある、と分かっているのに、大会にエントリーしてしまったり、

子供の頃、勉強して、良い成績をとって、頭のいい学校に行った方が、
豊かな生活を送れる可能性が高い、と分かっているのに、勉強しなかった。

合理的な選択といえば、人間と違い、ＡＩなんかは、感情も無く、合理的な選択をしてくれます。

将棋や囲碁でも、それが発揮されてるくらいですから、将来、ＳＦ映画のように、
人間 vs ＡＩ なんてことになったら、かないっこありません。

そんな状況においても、私たちは、非合理的な選択をしてしまうのかもしれませんね。

そんな時には、相田みつを さんの詩を思い出しましょう。


『　人間だもの　』

仕方ないじゃない。





浜野

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