Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』(2014年)

2015年09月12日 | 映画(DVD)
この作品は、『バートン・フィンク』『オー・ブラザー!』といったコーエン兄弟監督作品や、『トランスフォーマー』シリーズなどでも知られる個性派俳優ジョン・タトゥーロが監督・脚本・主演、ウッディ・アレンを共演に招いてニューヨークを舞台に描いたコメディ。
アレンがカメオ出演を除いて自身の監督作以外に出演するのは、『ヴァージンハンド』以来13年ぶりとなる。


今にも潰れそうな店をなんとかしたいと悩むブルックリンの本屋の店主マレーは、花屋を営む友人フィオラヴァンテをジゴロに仕立て上げ、男娼ビジネスを始めようと思いつく。戸惑うフィオラヴァンテを説き伏せジゴロビジネスを開始すると、予想外に好評を博し、裕福な女性たちが次々と虜になっていく。ところが、そんなジゴロがある未亡人と恋に落ちてしまい…。


ロケーション、建物、インテリア、ファッション、どれをとっても画面を彩る色彩がきれいですし、音楽も作品に合っていて雰囲気の良い作品。
ジャンル的にはコメディかもしれませんが、これは大人の恋を描いたヒューマンドラマのように感じました。
ストーリーに派手さはなくそれほど突飛なことが起こるわけでもないですが、観ていてほっこりできるような作品でした。
もちろん、ストーリーも良かったですが、この作品はストーリー以上に音楽もいいですし、街の撮り方もきれいで何か落ち着かせてくれる作品でした。

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