映画『夜のピクニック』(2006年)

この作品は、全国の書店員が選ぶ第2回本屋大賞を受賞した、恩田陸の同名ベストセラー小説を『ココニイルコト』『青空のゆくえ』の長澤雅彦監督が映画化した青春ドラマ。24時間かけて80キロを歩く学校行事を通し、高校生の友情や葛藤を描いた。
出演は『HINOKIO ヒノキオ』の多部未華子、『蝉しぐれ』の石田卓也、『花とアリス』の郭智博たち。


高校生活最後の伝統行事『歩行祭』を迎える甲田貴子は、一度も話したことのないクラスメイト西脇融に話しかけようと考えていた。2人は異母兄妹の間柄で、そのことは誰にもいえない秘密だった。一方、融も貴子を意識しながらも近づくことができず、事情を知らない友人たちが勘違いして、告白するようけしかける。


やっぱりこの映画を観る前に『ピクニックの準備』を観ておいて良かった。
『ピクニックの準備』は、この映画の前日を描いているので事前に観ておいて予備知識があった方がより楽しめると思います。
一昼夜かけて80キロを歩く歩行祭でただ歩いているシーンばかりですが、友達や、家族、誰にも言えない秘密とかそういう所が上手く描かれています。
多部未華子と石田卓也が、最後に語り合うシーンは、“青春の1ページ”をいう感じで感動しました。