Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』(2011年)

2016年09月30日 | 映画(DVD)
この作品は、手塚治虫の代表作の一つ、仏教の開祖・シッダールタの生涯を描いたコミック『ブッダ』の初のアニメ映画化作品。
3部作の第1部となる本作では、シッダールタの誕生からブッダとなる前の姿を描く。
シッダールタの声には、吉岡秀隆。シッダールタが出会う勇気あふれる奴隷の少年・チャプラの声を堺雅人が、その母の声を吉永小百合が担当。
イメージアートに『陰陽師』の漫画家、岡野玲子、音楽に大島ミチル、歴史アドバイザーに宗教評論家のひろさちやなど強力なスタッフを迎えて映像化された。


2500年前のインド・シャカ国。世界の王となると予言された王子、ゴータマ・シッダールタが生まれる。幼いころから厳しい階級社会に疑問を抱いていたシッダールタは、敵国コーサラ国の勇者、チャプラに出会う。最下層の身分から頂点を目指すチャプラと高貴なシッダールタの運命は、そのとき変化しようとしていた。


恥ずかしながら手塚治虫の作品はタイトルは知っていても読んだことがありませんでした。
この作品の原作でもあり、代表作の1つ『ブッダ』を含め手塚治虫の作品を読んだことがある人や手塚ファンにとっては思い入れが強く、画風であったり、ストーリー、声優に不満があると思いますが、読んだことのない僕にとっては『ブッダ』のストーリーが分かり易く描かれているので観易くこの作品のテーマでもある“命の尊さ”が伝わってくる作品だと思います。
画風は原作の作画を現代風にした印象ですが、これはファンからみて賛否両論、むしろ否定的な意見が多いかもしれませんが個人的にはアリ。
ただ、問題なのが声優陣。こういうアニメを制作される時によく感じるのが何故、本業の声優たちを起用しないのか。旬な芸能人を起用して集客アップを期待しているのが見え見えでウンザリです。

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