Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『おと・な・り』(2009年)

2016年11月10日 | 映画(DVD)
この作品は、都会のアパートの隣同士に暮らし、一度も顔を合わせたことはないが、音によって惹かれ合っていく男女の恋の行方を描くラブストーリー。
監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。
進むべき道を模索するカメラマンを岡田准一、30代の女性として揺れ動きながら夢の実現を目指すヒロインを麻生久美子が演じる。


風景写真を撮りたいという夢を抱きながら、友人でもある人気モデルの撮影に忙しい日々を送るカメラマンの聡。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒。同じアパートの隣同士に暮らす二人は、いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる。


公開当時に映画館で鑑賞しましたが、なかなか良かったのでまた観たくなったのでレンタルしてきました。
住んでいる木造アパートの壁が薄く音が筒抜けの部屋の隣同士に住む男女が、キーホルダーやカギがぶつかる僅かな音だったり、コーヒー豆を挽く音、くしゃみ、いつも聞こえてくる同じ鼻歌など隣から聞こえる音でお互いの存在を確認し、お互いが発する音に心地よさを覚えながら、そして惹かれあっていくストーリー。
音だけでなくお互いの色んな葛藤や心情を丁寧に描かれているし、ストーリーが上手く出来ていて途中で歌っている『風をあつめて』という曲も良くかなりいい作品だと思います。

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