ペネロピ

英国の名門ウィルハーン家。

先祖のかけられたのろいのために、

豚の鼻と耳を持って生まれた女の子：ペネロピ（クリスティーナ・リッチ）。

世間の好奇の目にさらされるのを嫌った両親は、彼女が死んだことにして、

お葬式まであげ、自宅に何年ものあいだ軟禁。

彼女の呪いは一族の血を引く男子との結婚により解かれるという。

そこで両親は何度もマジックミラー越しにお見合いをセッティング。

でも、いくらいい雰囲気になっても、彼女の顔を見たとたんに、若者たちは

「化け物～～～～～～！！！！」と逃げていってしまう。


ってゆー設定なんだけど、ペネロピって可愛い。

いくら豚の鼻でも、そこさえ目を瞑れば、I AM OK!

だから、物語の進行と映像にギャップが…。

豚の鼻と犬の右目と狸の左目を持ったキューピーのほうがよっぽど醜悪。


ペネロピの呪いの解け方がドラマチックじゃないんだな。

もっと、脚本を練ってから映画にしてよ。

新年早々、落第です。