キューピーヘアーのたらたら日記

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『ケロロ軍曹』(2) 吉崎観音

2010-10-18 17:12:40 | 
前回はhana✿hanaさんのコーヒー豆のことをだいぶ悪く書きすぎてしまった。

確かに第一印象は、何だこれ?だった。

しかし、熟成されていくのであろう、日が経つにつれ芳醇な味わいに変わってきた。

今ではCOEに入選した豆とはこーゆー味がするのか、と毎日勉強している。


「勉強している」と書くと何をもったいぶったことを、

自分が味わってうまいと思うかどうかが全てではないか?

と小言をたれるかたがいらっしゃることだろう。

しかし、ここでチクっと一考察してみたい。

それは、「私的なおいしさ」と「普遍的なおいしさ」の違いについてである。

後者は言うまでもなく一流レストランや料亭などが出す、

誰が食べてもうまいとうなる料理のおいしさだ。

それなら前者は何かというと、僕の場合、「おふくろの味」だ。

物心つく前からずっと味わっている料理に一生涯の味覚を支配される宿命を生きている途中だ。

具体的にいうと、僕の母は料理に砂糖をよく使う。

きんぴらゴボウにしろ、茄子とピーマンの煮物にしろみんな甘く仕上げる。

そのため日本酒は辛口が好きだが、おかずは甘いものをおいしいと感じる傾向がある。

いや、辛口の日本酒が好きというのは、見栄の塊だったのかも知れない。

この傾向はコーヒーの豆選びに顕著に現れた。

ブラジル、グァテマラ、コロンビア、マンデリン、モカマタリ

等々の豆を最初はランダムに選んでいたが、

結局、コロンビア2:キリマンジャロ1におおざっぱにブレンドしペーパードリップで

淹れて、味を愉しむのに落ち着いてしまった。

甘い料理を食べてきた僕は、コーヒーにおいても甘いブレンドに落ち着いた。


ほんなら、死ぬまでそのコーヒーを飲み続けりゃいいじゃん。

とおっしゃるかも知れない。

そこで登場するのが、「見識」という概念だ。

死ぬまでおふくろの味を食べてうまいうまいと言っておだぶつするのは

井の中の蛙である。

見識を広めなければ、普遍的なおいしさに出会ったとき、

先日のキューピーの記事のように誤った評価を与えて

相手(普遍的なおいしさを提供してくれた人)にいらぬダメージを

与えてしまうことにもなりかねないのだ。


だから、この記事は謝罪文である。

そして、死ぬまで勉強しよう(見識を広めよう)という決意文でもあるのだ。

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