部屋というのは単なる器だ。
人はその中に自分の好きなものを詰め込む。
好きなものに囲まれながら幸福に浸る。
この写真集に収められた部屋は
どれもこれも乱雑で汚い。
だが、眺めてると不思議と気持ちよくなる。
夢見がちになる。
それはきっと、
住む人の夢や幸福が
都築響一のレンズを通して
見るものに伝わってくるからなのだろう。
大好きな写真集です。 . . . 本文を読む
僕は初期の谷川俊太郎の詩が好きだ。
瑞々しい感性に貫かれているし、
何よりも僕を強烈にインスパイアーしてくれる。
僕も最近糞の糞みたいなしょうもない詩を
書くようになって思うのだが、
気の利いた文句を一言二言思いつくのはシロートにだってできる。
でも、やっぱり
こんなのは逆立ちしたって書けないと思う。
あたり前だが、
天賦の才により
こんこんと湧き出る言葉たちを
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