うねうねくにくにちう

蚕好きな女性の悪趣味な日々。

紅花畑

2008-07-13 07:07:09 | Weblog
すんごい綺麗!
産まれて初めて見た紅花畑。

紅花が山形県の特産物ってのは知ってた。
蚕が作った繭から、絹糸にして
それらを紅花で染める伝統工芸があるってのも知識として知ってる。
けれど、地面から生えてる紅花を見るのは初めて。

一面黄色いの。
けれど、ひまわりのように、大きい花ではなくて。
私の胸ぐらいの背丈の割に、黄色い花びらの部分は
指2本でつまめる程度。本当に小さい。
そして、黄色い。紅花染めを何度か見ることがあるけど
淡い赤・ピンクっぽい色だったように記憶してるんだけど…。

聞いたら、紅花の99%は黄色い色素で
わずか1%だけが赤い色素で、
その赤い色素を使うんだそうで。
残りの黄色い色素は、洗い流しちゃうんだって。
うわ。すごい大変。



それにしても、地域によって作物の違いがあるのって面白いよね。
福島市に引っ越してきて
「果樹」の町ってことを知りました。
単に、リンゴや桃が植えてあるだけじゃなく
春には淡い色の桃の花が一面に咲いて綺麗だって事や
後方に扇風機の羽根のようなものがついた乗り物が
果樹用の、農薬散布車だってこと。
そんなことを住んでみて初めて知りました。

いろんな地域のそういった所を
知るのって、めっちゃ面白いよね。
多分、私はそういうのが大好きなんだろうなぁ。
そんな事を思った紅花畑でした。