うねうねくにくにちう

蚕好きな女性の悪趣味な日々。

2年越しの痛み

2009-01-02 08:44:14 | Weblog
12月31日の夜
歯が痛い歯が痛い歯が痛い歯が痛い。
ん~もう。痛くて寝れない。

やばかったんだよ。
3年くらい前に、虫歯のかぶせ物がとれ
どんどん詰め物が流出してて
この半年間、時々痛んでて
2週間ぐらい前にはすごーく痛くなってて
歯痛には正露丸を詰めてご使用してください。
とのCMをそのままに
詰めてかぐわしい香りを放ちながら出勤してたりして
痛みをごまかしてたんだよね~。

31日の夜に、仲間たちとケーキを食べて
ピキーン

実家に泊まったんだけど一晩中痛みと闘ってて寝れねぇ。
神様に「痛みをとってください」と祈っちゃったりしてさ。
あまりの痛さで明け方にネットで
休日当番医を捜してみるも、10時にならないと診てくれない。

痛みをこらえながら夜を明かし
その頃になると、痛みよりも、怒りが大きくなって
怒りながら食べられなかった年越しそばを朝食に。
10時は過ぎたんだけど
やっぱり歯医者は怖い。

歯医者が怖いってのはなんでなんだろうねぇ。
今までの人生の中で避けて通りたい場所。
一応、歯列矯正をした過去を持つけれど好きになれない。
子供の頃は、裸足で歯医者から逃げ出したりしてた。
「シンマ」って言葉が大嫌い。
その言葉の後に必ず歯茎にいた~い注射をされるから。
今は歯茎の表面に麻酔薬を塗布するけど、それでも痛いさ。

午前中ずーっと我慢してたけど
ついに寝てる弟に泣きながら「歯医者につれていって」と頼んだのが11時半。
一人では怖くて行けないんだよね。
歯医者の帰りは力尽きてるだろうし。
弟に頼み込んでも往生際が悪い私。
エンジンをかけてるのに助手席でうだうだ。
歯医者についても涙はとまらない。
1月1日なのに、患者さんがいっぱい。

なのになのに、歯科医一人!!
歯科助手さんも受付さんもいないのよー。

泣いてる私を見て鎮痛剤を受付でくれたけれど
かなり待ったような気がする。
鎮痛剤のお陰で痛みはひいても
治療室の奥から聞こえてくる
「キュイーン」という音と子供の叫喚!
痛みよりも恐怖心が大きくなる私。

ついに私の番が来て
「どうぞー」と呼ばれたけど条件反射的に
「ヤダ」って答えちゃって
Drの「ヤダって言われても。。」の言葉が印象的でした。

治療中は汗びっしょりで何が起こって
何されたか全然覚えてない。
大きな虫歯ですね~。とか神経まで。。とかいう言葉しか聞こえてないや。


でもねでもね、すごいの。
歯医者に行っただけで痛みはとれたの。
今は痛みもなくて、食べるのも怖くない。
すごいねぇ。

これだけの治療では中途半端なので
どこかの歯医者には通院しなくちゃいけないんだろうけれど
まだまだ怖い。優しい歯医者があれば通うさ(あるのか?)

でも、痛くない今は幸せ。