24首目 2009年08月25日 | ばあば百人一首 夜をこめて鳥のそら音ははかるとも よに逢坂の関は許さじ 夜の明けないうちに 鶏の鳴きまねをしてだまして通ろうとしても、 そうはいきません。 あの函谷関ならばいざしらず、 あなたが逢坂の関を通ることは 許しませんよ。
23首目 2009年08月19日 | ばあば百人一首 滝の音は耐えて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞けえけれ 大納言公任 滝の音が聞けえなくなって長い年月がたったが、 その名高い評判だけは、 今も世に知れ渡っていることだ。
母の行動 2009年08月19日 | ばあば百人一首 競技かるたというものをご存知でしょうか。 小倉百人一首のかるた取りです。 競技ですから、ルールもあります。 母が調べたところ、 県内でも競技かるた会があり、定期的に練習をしているようです。 母は参加したいと熱望するも、地元では練習会は行われていない様子。 そこで、方々問い合わせの上、窓口の方とメールを交換するまでになりました。 その話の中で、(実家の近くでも) ”練習会場を見つけてもらえれば練習会は開催可能” というところまで行き着き、 母が会場を確保。 ついに今月末、開催される運びとなりました! ただ!人数がね~ まったく初心者の、私と娘も参加することになりました。 一歩踏み出し、実現できることを喜ぶ母を応援したいです。 ばばに拍手!
22首目 2009年08月05日 | ばあば百人一首 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらわれわたる 瀬々の網代木 明け方、あたりが徐々に明るくなってくる頃、 宇治川の川面にかかる朝霧も薄らいできた。 その霧がきれてきたところから現れてきたのが、 川瀬に打ち込まれた網代木だよ。
21首目 2009年07月23日 | ばあば百人一首 高砂の尾の上の桜咲きにけり 外山の霞 立たすもあらなむ 権中納言匡房 高い山の上に桜が咲いた。 あの美しい桜を隠したりしないように、 里に近い山のかすみよ。 どうか立たないでおくれ。
せをはやみ 2009年06月22日 | ばあば百人一首 上の句の書き出しが、「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」の札は、 百人一首の中では、一首ずつしかないため、 上の句を聞いて、下の句の札を取る百人一首では、 「む」と聞いたら「霧立ち上る…」を反射的に探します。 その「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」が すべて揃いました。 私自身、中学時代、百首暗記しましたが、 ただの丸暗記。 大人になってじみじみ解釈を読むと、 なんとも情熱的で、どきどきします。