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わらって ^е^ わらって

ふとした瞬間を共有できたら…実験的ブログ

32首目

2010年01月04日 | ばあば百人一首
このたびは 幣もとりあへず手向山
もみじの錦 神のまにまに

            菅家(かんけ)

今度の旅は急な旅立ちで
幣(旅の安全を祈るのに神にささげる物)も用意できませんでした。
かわりに、錦のように美しいこの手向山の紅葉を、
神様 み心のままにお受け取りください。


現在小2の娘に、
「3年生のうちに、百首覚えようね~」
と言っていた ばあば。

覚える娘の目標でもあり、
カードを作るばあばの目標でもあり、
覚えさせる私の目標にもされ、

ってことは、1週間に1首ぅぅ~!!!!と
計算してみて、苦笑いのお正月でした。

現段階でも、かるた取りしてみると、
”覚えたうえで取る”かるたの楽しみを感じていたようです。

31首目

2009年12月22日 | ばあば百人一首
ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれないに水くくるとは

在原業平

神々の世であった昔にも、聞いたことがない。
竜田川の水面に紅葉が散り敷いて、川の水を鮮やかな真紅の
くくり染め(しぼり染め)にしたとは。
なんという美しさだろう。

29首目

2009年10月22日 | ばあば百人一首
わたの原 漕ぎ出でてみれば ひさかたの

雲居にまがふ 沖つ白波

法性寺入道前関白大政大臣ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだじょうだいじん


舟を大海原に漕ぎ出して見渡すと

雲と見間違えるほどに、沖の白波が立っていることだ。