さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴15年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

インチキマッサージ師

2005年07月06日 23時06分22秒 | 日記
最近の過剰なボディーメンテナンス。
昨日は、相変わらず出る咳と痰、それに伴って首から背中にかけて凝りまくってきたので仕事帰りに職場近くのマッサージへ。
数年前に行ったことのあるところで、それなりに技術はあったと評価していたところだ。
新しいところを開拓するよりは、はずれないところで、と思い再度訪れた。

入ってみると客は他に誰もいない。
・・・??
まあ、いっか。
45分のコースをお願いすることにした。
料金は前払い制、ということでふ~ん、って思いながらお支払いしていると
会計の後ろにかけられている看板が目に留まる。
「お客様のご都合で予定時間より前に退院された場合、料金の返金には応じられません」
といったことが書かれてある。

さ、ここはパジャマに着替えられるのがいいところ。
早速ブラジャーもはずしてパジャマに着替え
「おねがいしま~す」

受付をしてくれた、なんとなく馬のあわなそうなおねえちゃんが入ってきた。
他にお店の人がいる気配も無い。
すっかり人気が落ちたのかしら。
数年前、確か2年ちょっと前だったが、後輩と一緒に来たときは鍼もやってくれる人もいるし、
お客さんも結構入っていた印象を受けていた。
・・・
まあ、いいや。
とにかく、一昨日の日曜日にマッサージには行ったのだけれど、
風邪を引いていて辛いこと、骨密度が低いので骨には触らないでほしくて筋肉をほぐしてほしいこと、背中と腰が特に辛いことなどを伝えてはじめてもらう。

ところが、早速背骨をぐいぐい押してくる。
え~、ちょっと不安。
でも、まあ大丈夫か、これぐらいなら。
なんて考えながら、という時点で充分リラックスできていない。

そして、上から下までまるでマニュアルどおりの動作。
どこがどうですね、という声かけも無く淡々と進める。
だんだんと我慢できなくなってきた。
とにかく、背骨を直接押すので不安。
なんとなく押しているだけで分かってやっている感じがしない。
あ~でも、ここで変なことを言ってお互いに嫌な気分になると逆効果にしかならないしな~
っていう葛藤とも戦う。
しかし、ここでポキって折れちゃったらどうしてくれるのよ~
って思ったし、高いお金出しているんだからさ~
って思ったし。

「あのう、このマッサージは何式なんですか?」
「日本式です」
「・・・」
日本式って??
「どんな資格とかを取られるのですか?」
「・・・」
「資格は持ってらっしゃるんですよね?」
「持っている人もいますが、ここで勉強した人もいます」
「お宅様は資格は持っていらっしゃるのですか?」
「いえ、私はここで勉強しました」
「・・・」
やはり。
「なんか、ちょっと不安ですし、さっきからただなんとなく押されているようにしか感じないんですけど」
「・・・」
「他にいらっしゃらないんですか?」
「・・・」
「・・・」
「少々お待ちください」
といって出て行った彼女。
しばらくして、別の女性が入ってきた。
「代わりますね」
といって交代。

うん、この人は有資格者っぽい。
もう、本当に疲れていたので特に何も言わず身を任せる。
しかし、レベルは低い。

そもそも、土素人にやらせてお金を取ろうなんていうお店はどんなに優秀なスタッフが他にいたってプロ意識に欠けるし、ろくなトコじゃない。
まあ、いいや。
もう、二度と来ることはないだろうし。
昨日はついていない日だった。
あまりにどっと疲れたので、日記を書く気力も無かった。




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