さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴15年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

ベルケイドの末梢神経障害について(その後①)

2010年05月13日 21時48分19秒 | MM闘病記
2007.3.23の話ですが、ベルケイドに伴う末梢神経障害についての記事をアップしました。
それに対してのコメントが寄せられたので、最近の様子を少しお話してみたいと思います。
一部、これまでの記事と重複しているかもしれません。

2007年3月というと、2004年に病気になってタンデムの自家移植の後に再発して、
ベルケイドが使えるようになって初めて使い始めて、副作用で一時中断していた頃です。

あの頃は、副作用が出始めた時点ですぐに中断したせいもあってか、
1年の経過を待たずして副作用は軽減していっていました。
1年、おそらく1年くらい中断し続けていたら、
痛み止めを飲むことなく、コントロールできるくらいにはなっていたかもしれません。

ただ、私の場合は、中断後1年を待たずに再発してしまいました。
そして、最悪の状況になり、命と引き換えの治療になりました。
それは、副作用を無視した通常量使用でのベルケイド治療です。
移植のための完解導入の治療でした。

まあ、運良くベルケイドが効いたので、移植(臍帯血移植)が出来、
いま、ここに生きていられるのです。

なので、完全に私の場合は・・・という事です。
もちろん、そんなことは百も承知で読まれることと思いますが。

簡単に言うと、最後にベルケイドを投与してから2年2ヶ月経ちますが、
ベルケイドに伴う末梢神経障害は残っています。
膝から下や手の指先に感じるしびれと痛み、感覚障害です。
オキシコンチンという、麻薬の痛み止めを1日80mg内服しています。

薬を飲んでいないと、しびれを越して痛くて痛くて、起き上がれなくなります。
たぶん、ひざ下だけでなく、身体全体が重苦しくなってしまうのです。
急に止めると、依存症状を起こすことがあるからかもしれませんが。。。

痛みのレベルは、退院したころに比べると2割くらいは良くなっているかもしれません。
でも、筋肉をつけたことによって、歩きやすくなったから、というのもあるかもしれません。
正直なところ、もう少し、症状が良くなっていくかもしれない、と思っていましたが、
残念ながら、この痛みとはこの先もずっとお付き合いしていかなければならないような気がします。

参考になりましたでしょうか。

でも、2年経過していて改善傾向がない、という情報は・・・嬉しいものではないかもしれませんね。
でも、何度も言いますが、私の場合は本当に命と引き換えでした。
副作用を無視しての投与でした。

副作用のコントロールをうまくしながらの投与でしたら、決して問題ない、
良く効くようでしたら、本当によく効く薬だと思います。

なんか、まとまらなくなってしまいましたが、
最近の様子でした。


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1 コメント

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ふー (take6ni)
2010-05-19 00:42:00
5クールが昨日消化しました。
休薬期間に一杯やりたいとかなり横縞な事を考えております。

昨年の初め頃からリウマチ症状があってかなり下肢は痺れておりました。
Ca、Mg、Vb群は採っております(ほんとに効くんかなぁ…)。

かなりきつい状況下でベルケイドを使われた事を察します。
少しでも明日痺れが下がらないかとも思います。

私も余り纏まらん話ですが、痺れがきつい事と切羽詰ってベルケイドを使わなければならなかった事を前文同様感じます。

このところのさゆりさんの文面が少々きつそうで心配です。明日は痺れずにいい日でありますように。また投稿させて下さい。
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