小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

疾風全部脱ぐ

2011-01-21 01:11:08 | まぬけニュース
♪疾風のように~、全部脱ぐ~、全部脱ぐ~♪

自分のふがいなさに腹立て新幹線で全裸(スポーツ報知) - Yahooo!ニュース
岩手県警は18日、JR盛岡駅に停車中の東北新幹線のデッキで全裸になった公然わいせつの疑いで、自称・山形県長井市の無職・手塚新一容疑者(32)を現行犯逮捕した。手塚容疑者は「乗り間違えた。自分のふがいなさに腹が立ち、裸一貫からやり直すには服を捨てるしかなかった」などと供述している。

 岩手県警盛岡西署によると、手塚容疑者は18日午前9時50分ごろ、新青森発東京行きの「はやて18号」のデッキで服を脱ぎ、全裸になった疑いで逮捕された。

 停車中の10両編成の車内からジャンパーやジーパン、Tシャツ、パンツなどが次々と飛び出してきた。ホームにいた駅員が現場に近寄ってみると、8号車のデッキの中に、生まれたままの姿になった手塚容疑者がいた。駅員は即通報し、鉄道警察隊が現行犯逮捕。当時、車内やホームには他の乗客がおり「ワー!!」と騒動になったという。

 同駅に同9時35分に到着し、秋田・東北新幹線「こまち18号」との連結作業の後、41分に出発する予定だった「はやて18号」だったが、事件の影響で約10分の遅れが出た。

 手塚容疑者は、県警の調べに対し「(福島県)郡山から山形に帰省する予定だったが、乗り間違えた。自分のふがいなさを腹立たしく思った」と全裸になった理由を供述。さらに「服は親が買ったものだから、捨てないといつまでも自立できないと思った」とも話している。

 盛岡西署は、手塚容疑者は郡山駅で山形新幹線「つばさ」に乗車しようとした際に、誤って東北新幹線「やまびこ」に乗ってしまったものとみている。盛岡駅に到着した時点で乗り間違えに気付き、引き返すために上りの「はやて」に乗車した際に全裸になったようだ。捜査関係者は「いわゆる露出狂のような趣味を持っていたわけではないようだ」と話している。

 ちなみに、JR東日本広報部では「ケースバイケースですが、乗り間違いや寝過ごしの場合は基本的に追加料金は頂いておりません」と説明。「乗り間違えた」とする今回の場合も、特に別の料金を徴収する例には該当しない可能性が高いという。


「はやて」ネタで何度かこいつのタイトルは流用しているから、古くからご覧頂いている皆さんには御承知かと思われますが、一応、元ネタはこれ。

(AnimeOPED) 戦闘メカ ザブングル 「疾風ザブングル」


ああああああああああああああああああんんんんんんんんんんんんんもうなんで盛岡なんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお俺は山形に行きたかっただけなのにいいいいいいいいいいいいいいいいいい俺のばかあああああああああああああああああああああああああんんんんんんんんんんんんんんんんんんもういやだああああああああああああああああああああああああああああああああああ全部脱いでやるわああああああああああああああああああ

…ねえ。
多分盛岡駅ではこんな悲痛な叫びが響き渡っていたのではなかろうかと想像するのだけれど、全部脱がれてもねえ…。ものの見事に生い茂っちゃったりなんかしちゃったりなんかして。よっぽど指ではじいてやりたいような衝動に駆られたりして。

それはともかく。
鉄ヲタ的な見地から、状況を考えてみましょう。

この方は郡山から山形へ帰省したかったのだけれども、おそらく山形・新庄方面行き「つばさ」号に乗らなければいけないところを、間違って福島まで併結している「やまびこ」号に乗っちゃったというのは記事に書いてある通りなのだが、この方がやまびこ号に誤乗したのを、終点の盛岡に着くまで気がつかなかったということは、乗っていたのは自由席だということ。指定席ならば車掌による席番チェックが入り、販売されていない席に乗客が座っていればたちどころに分かるシステムになっているから、この方がもし指定席に座っていたとするならば、少なくとも仙台までには車掌が回ってきて事情を聞き、語乗と判断されれば福島までなんでもなく無賃送還、或いは福島までに車掌が回ってきていたならば、福島で前の編成に移るように案内されていたはずである。
ところが、寝ていたかどうかは定かではないが、終点の盛岡まで無案内だったということは、即ち自動改札で特急券のチェックはあらかた済んでいるはずの自由席だった…という推測が成り立つ。東日本系の新幹線も東海道新幹線も、自由席の車内改札はほとんど回ってこないはずで、気がついたらはるか先の盛岡まで連れて行かれていたのではなかろうかと。
まあ、福島で降りそびれたのはやむなきこととして、正直なところ、仙台をすぎても気がつかないってどんだけだよとは思うが、やっぱり寝ちゃってたのかしらねえ。

ただねえ、この方。
折り返し「はやて」に乗ってましたでしょ?
多分、「この『はやて』に乗って、仙台で『やまびこ』に乗り換えて福島で降りてください」とか、或いは仙台から仙山線経由で山形へ向かうような手配がなされるかは分からないけれど、おそらく仙台でやまびこなりに乗り換え…と
いう案内をなされるところだと思うのだが、多分、十中八九の確率で、仙台で降りるのも忘れて大宮まで連れて行かされていたかもね。
盛岡始発の「やまびこ」なら、まず間違いなく福島に止まってくれるので、誤乗客の案内方からすれば仙台で乗換えを強いるよりは、やまびこ号で福島まで閉じ込めておいた方が、よりスマートだったかもしれない。

それはそうと、気になったのがスポーツ報知の最後の一文。

>基本的に追加料金は頂いておりません
>基本的に追加料金は頂いておりません
>基本的に追加料金は頂いておりません
>基本的に追加料金は頂いておりません

どうなんでしょうなあ。これ。
もちろん、福島で降りるところを、寝過ごして仙台まで行っちゃったというのなら仕方が無いけれど、盛岡まで行っちゃったとなると、この誤乗および誤案内での乗客の乗り越しの無賃送還を取り決めている、旅客営業規則第291条の運用としてはどうなんだろう。
というのは、規291条をご覧頂くと。

JR東日本:旅客営業規則

誤乗及び誤案内によって乗車券の券面区間外に飛び出した時は、無賃で送還しますよ…という救済措置を定めた条文なのだけれど、「係員がその事実を認定したときは、」というのが大前提になっていて、つまり簡単に言えば、窓口や社員が「こんなもん誤乗じゃね~よ」と言ってしまえば、券面区間外の運賃や特急料金を取られますよ…ということ。
仙台ならともかくとして、この場合は…どうしますかね、現場の方?
これが仮に、東京から東海道新幹線で新大阪で降りるところを、寝過ごして博多まで行っちゃったというのなら、乗り越し料金を取られても文句は言えないところだと思うのだが、福島から盛岡だしねえ…。

そんなところがついつい気になるお年頃。みたいな、みたいな。


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