小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

ウラワケイバ突撃記

2007-03-21 22:26:38 | 日本全国旅打ち紀行
「お客さん達ね、ここでやっているケイバは、『競馬』じゃないんです。『浦和競馬』っていう競馬なんです」←分かる人ry

とゆーわけで、去年の4月以来、約1年ぶりに浦和競馬場に出掛けてきた。
今日は仕事がお休みになったので、家で寝ているか、阿波勝哉様のトークショーを聞きに平和島競艇場へ行くか、浦和競馬に行こうか、はたまた浦和といえば2軍の球場があり、今日は教育リーグの試合があるとかで、浦和球場に行こうか、さんざんっぱら迷って、平和島は去年8月、浦和球場は去年の9月に行っているから、一番間隔が開いている浦和競馬場に突撃しようというわけ。

浦和競馬場へ行くのは、なぜか春先が多い。
ふと都合が空いた時に、ぽっと出掛けるのはいつも浦和競馬だったりする。
浦和競馬に初めて出掛けたのは1994年の5月だし、3連単が競馬に初めて導入された時も、春先に浦和競馬に出掛けている。7年半在籍したホテルを辞めた翌日には、晴れて自由人として真っ先に出向いたのが春まだ浅い浦和競馬場だったし、なにかと春先が多い。もちろん真夏や真冬、秋にも出掛けたことがあるのだが、やはり春先が一番多いかな。

浦和競馬へ行くには、日暮里まで出て京浜東北線か、西船橋から武蔵野線に乗ることになるが、今日は京成津田沼から八柱までふらふらと新京成に乗る。

というのは…。

新京成800形キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!



いや、だって今日は祭日だよ。
最近、また昼間に800が動いていたのを目撃していたから、今日が平日なら動いている可能性がなきにしもあらずだったが、まさか祭日の今日、予備車である800形が動いているとは思わなかったのだ。
800形は8両編成が2本だけ在籍している少数グループで、普段は朝ラッシュのみの出番という予備車的な存在。このところ動いていたのは、どうやら8両編成の列車が検査か6連改造に回されたかで8両編成が足りなくなり、お呼びがかかったのだろう。1971年から増備されている車両で、新京成自社発注としては初の完全新製車両。正式なアナウンスはまだ何もないが、N800形が増備されると、この車両も余命は幾ばくもない。



冷房改造で、運転席回りは非貫通化改造が施され、新製時とは趣がずいぶんと異なる。運転席背後は近年スモークガラスに交換され、真昼でも背後の遮光幕が開放されるようになった。もちろん、夜はきっちり3枚とも遮光幕が降ろされ、かぶりつきの鉄ヲタを一人残らず撃退する一分の光も漏らさないようになっているw



プレスドアも、古き時代の京成スタイルを色濃く伝える。
ドア横の小さな鏡が、さりげなく新京成スタイルを主張している。



過去何度となく新京成には乗っているのだが、どうも800形には当たったことはないようで、乗った記憶がない。いや、乗ったことがあるはずなのだが、いずれも新津田沼までの短区間とかで、記憶が薄れているのだろうか。

しかしこの車両…。

爆音ドアだな。

ドアエンジンが作動するたびに「バシューッ!!」ってでかい音を立てるので、鉄ヲタのおいらでさえもうるさくてかなわん。
東京メトロ6000形が「爆弾ドア」なら、松戸で出会うこの車は「爆音ドア」だな。どっちもやかましくてかなわんな。

新京成に乗れば、八柱で武蔵野線に乗り換えられるので、800形に揺られて八柱へ。霊園があるのをすっかり忘れていて、時ならぬラッシュにびっくり。
改札は改札で大変そう。
そこのおばちゃん。
パスモを改札機にブチ込んだら壊れちゃうよ…。
でも、パスモに切り替えたら俺もやりそうで怖い(;・∀・)
新八柱から武蔵野線で南浦和へ。

さて、浦和競馬場へは、南浦和駅から無料バスが出ているが、去年の秋頃だったか、バス事業者が「南浦100」の国際興業から、白ナンバーの自前の送迎バスに切り替わった。こんなところでも経費削減が行われている。

元あったバス停は、スクールバスの乗り場になっていた。その右前方にバス乗り場が新しく設けられている。





新しい送迎バスは、国際興業時代のルートとは一緒でも、全く逆回りで運行されている。新しい乗り場が道路を渡った反対側なので、右折入庫を嫌ったためだろう。
今日は祭日、加えて今日は南関東G1、牝馬クラシック第一弾「桜花賞」が行われるとあって、係員のおっちゃんに聞いたらば、午後2時の段階で入場者数が8000人を越え、なかなかの大にぎわいらしい。

バスに揺られること約5分。浦和競馬場に到着。



浦和競馬場を4コーナーから俯瞰。
手前から3号スタンド、2号スタンド、1号スタンドの順。3号スタンドは1991年に建て替えられた立派な造りになっていて、4階、5階が指定席。ちなみに浦和マリーンズの選手の指定席もこのスタン…げふんげふんげふん堂 思えばその昔、シーズンオフのウイークデイでは、さりげなく浦和マリーンズの選手の目撃談がよくあがっていたっけなあ。

ゴール板前が1号スタンド。



ガラス張りの区画は元指定席で、一席500円で販売されていたのだが、経費削減を理由に、一昨年を最後に、投票所もろとも閉鎖されてしまった。今では業務用としての役目を果たすのみである。

ゴール板前からは、ご覧のように馬場との距離がほとんど無く、馬が地面を蹴立てて疾走するシーンを、まさしく砂かぶりで堪能できる。



そのお隣は2号スタンド。
こちらも以前は各階の投票所や払戻所が稼働していたが、これも経費削減を理由に徐々に狭められ、客には4階まで開放されているが、投票所が稼働しているのは1階だけである。



窓の桟が目立つこのスタンドの4階は、数年前までは、これも一席500円を取る指定席だった。



しかし、この席の売りは、もはや下界と隔離されて冷暖房完備、並ばずに馬券が買えるだけ…ということもあって人気が低く、5~6年前に無料開放されている。
指定席からの馬場の眺めを見てもらえれば、無料開放もむべなるかな。よくもまあこんな施設でカネを取っていたものである。窓の桟が邪魔で、見づらいところはテレビでフォロー…なんて…。



いつも世話になっている予想屋さんの予想を一日分(とゆーより半日分)買ってさっそく勝負開始。とりあえず9レースの3歳戦、単勝1.1倍の馬から丁半バクチで馬複390円をゲット。安いが強い馬は蹴飛ばせんわい。

今日のメインは桜花賞。
今日は高知の交流重賞「黒船賞」と、その前座で、これも高知の名物「第21回全日本新人王争覇戦」の場外発売がある。こちらにも寄付の意味を含めて(笑)、馬券を買い込んでやろう。

高知の新人王は山本聡哉(岩手)→竹田吉秀(名古屋)→塚田祥雄(JRA)と入って自滅。3連複5頭ボックスだったのににゃー。山本しか来なかったorz

黒船賞は、まあ買いやすい馬券ではあった。
リミットレスビッドとメイショウバトラー、どっちをカモにするかって話ですよ。
弱面相手に園田でボロ負けしたメイショウバトラーが、今日は武豊を背に一番人気ですか。カモがネギ背負ってきたとはまさにこのこと。2着はあっても頭はない典型的なパターン。となれば、リミットレスビッドの1着固定、相手もメイショウバトラーかニホンピロサート以外に考えられん。ならば3着に来る馬は、このところ順調に着を拾うキングスゾーンとか…って考えると、すんなり9→3→2っていう買い目は出てきますな。しかもメイショウバトラーが人気してくれたので、配当がついてくれてありがたや。

さて、こちらのメイン、桜花賞。
1番人気は前走牡馬相手に3着、去年暮れの東京2歳優駿牝馬の勝ち馬ブラックムーンだが、とにかく気が悪い。地力は間違いなく牡馬相手でも通用するが、真面目に走らないし道中走る気もないし、暮れに勝った時だってケイバをしたのは正味ラスト200メートル。浦和じゃ危ねえな。パドックでは良かったのだが…。

とゆーわけで、[1]アグネスターフ、[3]パチョリ、[4]グランドカズマー、[5]タガタメの4頭ボックス。

したらば…。

タガタメ大出遅れ…。
何やってんだ山竜のバカチン…。

レースは終始5番手で折り合っていた[2]マルノマンハッッタンが直線抜け出して快勝、またしても浦和の馬が重賞を勝つところを生で見てしまったww
2着には道中中団稍後ろを追走していた[1]が鋭く追い込んで2着、先行したパチョリが3着…。
はあ…。マルノマンハッタンですか…。
石崎先生なんて買ってないよ…。戦績を見れば手が出なくもなかったんだけどねえ…。
一番人気ブラックムーンは終始後方追走も、3角で故障発生して4角で競走中止。切れ味のある馬だけに、なんともなければいいのだが…。

ちなみに、浦和競馬場にはウイナーズサークルなんていうご大層なものは存在しません。
表彰式はスタンドを仕切って行われます。



高知の黒船賞の当たりがでかく、最終レースも人気サイドを当てて、久々にごきげんで浦和競馬場を出所できそう。

2号スタンドからパドック、さらに一般道(!!)を隔てた奥の装鞍所を俯瞰してみる。どれほど浦和の施設が古びて見えるかがお分かりいただけるかと。



この投票所が再開されることは、はたしてあるのだろうか…。



おいらのお気に入りは、2号スタンド3階からの眺め。
以前は同じフロアで馬券も売っていたが、今では1階に下りないと馬券が売っていないのが難点だが、天気さえ良ければ眺めは抜群、向こう正面も双眼鏡いらずで馬群が追える。





この浦和競馬場には、一般道が2本横切っていて、非開催日はコースを横切って向こう正面奥まで行くことが出来る。
このエリアは競馬開催中、馬が通る時には通行規制が敷かれたりする。



場内の帰り道、地元の福祉施設だかのチャリティーバザーで、Tシャツの最後の一枚が2000円で売られていた。
売り子をしていたお姉ちゃんの、「ネタ命ですから!!」とゆー一言でもうメロメロ。気がついたら財布から1000円札2枚を出していた。気が大きくなっていたとも言う。



まあねえ…。
このデザインといい、単語といい、多分原宿か渋谷で売ってそう…。
まあいいか。アンダーウエアにさせてもらいます←ぉ

浦和に今度行くのは、いつなのかしらん…?

  
↑どうせなんで押していってちょ。

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