第１９回青葉賞

荒れる天皇賞の前日のダービートライアル。２着まで日本ダービーへの優先出走権が与えられます。

展開を考えてみよう。
ハナを主張したいのが[６]ビービージャパン、絡みたいのは[１２]エタンダールあたりだろうか。[１６]ヤマニンファラオ、[２]クランモンタナ、[３]アドマイヤブルー、[１３]カポーティスターあたりが先団を形成して折り合いたいところ。おそらくビービージャパンがハナを主張する展開、さりとてあまりスローに落としての極端な上がり勝負は、速い脚のない馬にとっては格好の餌食になるだけなので、ある程度引っ張る形になるだろう。おそらくはそれほど遅いペースにはならないのではあるまいか。少なくとも長距離戦にありがちな、ドスローで流れて上がり勝負のような味気ない流れにはならないと見る。

◎[７]フェノーメノ
○[２]クランモンタナ
▲[１６]ミルドリーム
△[３]アドマイヤブルー
△[１]ジャングルクルーズ

府中２０００で２戦２勝、見た感じだけでサウスポー感ありありのフェノーメノから。１着、７着、１着、６着と来ていればこのレースは…？
たいていこういう馬は凡走と好走を繰り返すので、買わずに後悔より買って後悔ｗ
クランモンタナは凡走がなく相手なりに走れる馬。前走オープン特別より相手が上がった印象もなく、ここも立ち回り如何で好勝負。
ミルドリームは今回からチークビーシーズ着用。前走若葉Ｓでワールドエースの３着の星があるが、このレースはワールドエースが好き勝手に走ってゴール前で突き抜けるケイバをしたうえでの３着であって、着順をそのまま評価するのは危険だが、陣営が馬具や調整方法を変えてトライアルに臨んでいるところからしてここはメイチ勝負の感、もう一度押さえてみる手。
戦ってきた相手や臨戦過程を評価するなら、皐月賞を使って中一週の[６]サトノギャラントよりはアドマイヤブルー。前走は馬場が悪く、良馬場が見込めるこの機会にもう一度。
切れ味勝負になればジャングルクルーズの無欲の差し。

とにかく現状２着が欲しい馬ばかり。もちろん１着ならなお万々歳だけれども、このレースは３着以下では意味がないレース。

馬券は馬単でフェノーメノからのウラオモテ計８点。
こういった２着権利のトライアルレースでは、馬連馬単でびしっと当てたい。３着まで当てる３連勝馬券は正直興味がない。なにせ３着では本番に出られないのだから。