小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

6月13日の重さ

2010-06-13 22:35:44 | Weblog
例年、この時期になると、6年前の2004年、日経朝刊がすっぱ抜いたスクープから、日本中を揺るがす大問題になった球界再編問題のことに触れるのだけれど、今年は新たにもう一つ、おいらにとっての十字架が増えました…。

球界再編問題。
蒸し返すつもりは更々ないけれど、まだ「終わった」とは思っていない。

どこの球団かは分からないが、「新潟移転」って、どこに行ったんだろうね…。

すっぱ抜かれたのは6月13日。
しかし、正直それまでは他人事で済まされていた。
…「もう一つの合併ロッテか?」などと書かれる日までは。
2004年7月7日。
「俺の愛したチームがなくなるかもしれない」。
そう思うと、どうしても居ても立ってもいられなかった。
「あんな悲しい思いは、もう2度としたくないし、繰り返してはならない」。
…そう、堅く堅く心に誓ったはずなのに…。

思い返せば去年、フロントと前監督の「政争」が、いつの間にかファンをも巻き込んだ政治闘争に発展し、とても目の前の野球を楽しむどころの騒ぎではなかったマリーンズ。
何度も何度も何度も何度もここでも折に触れては、皆さんに懺悔する形になっているのだが、今でこそ沈静化した去年の騒動も、出口が球団再編問題と絡んでいた可能性は、肯定も否定も出来る状況では無かっただけに、かなり厄介な問題となって降り注いできて、常に一人で自爆していた状況だった。
あの問題。俺が絶えず煮え切らないことばかり書いていたのは、即ちそのまんまそれが理由である。
まあ、それもこれも、「確かに天気は曇天だろうが、『これから雨が降るかも知れないから傘をさして歩こう』などと思う奴はいない」と書き記すのが精一杯の抵抗だった。
それがどうなるかは…神のみぞ知る。
それはもう、ここであれこれ記す必要はないだろう。

ただ、去年の政治闘争の果ての9.27事件にしろ、球界再編問題にしろ、たくさんの傷ついたファンを出したことは、決して忘れてはならない。
あの日のことを思うと、俺は今でも泣ける。泣く自信がある。

そして、もう一つの「6月13日」。

三沢さんの命日。

あれから、プロレス界はどう変わっただろうか?
三沢さんは、天国で、今のプロレス界を、どう見ているのだろうか。

ディファ有明で行われたお別れ会の席での、「ドラゴン」藤波辰彌の言葉が、今も胸から離れず、胸をぎゅっと締め付ける。

「『プロレスラーはリングで死ねたら本望だ』なんて言うけど、本当はそれじゃいけないんだ。プロレスラーはリングの上で死んじゃいかんと思うんですよ」

アングルまみれのプロレスも大いに結構だが、それをファン同士があからさまに話している状況は、どうみてもプロレス本来の魅力であるはずの「戦い」を放棄したとしか思えないのだが…。
エンタメ?マイク?
悪いとは言わない。
せめて「戦い」で魅せてくれ。
筋書きまで考えさせる、小難しいプロレスなどもうたくさんだ。

プロ野球ファン、いやパリーグファン、そしてプロレスファンにとって、「6月13日」の持つ意味は、余りにも重い…。

「6月13日」は、辛いんです…。










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2 コメント

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ほんとに・・・ (まーきん。)
2010-06-14 17:19:15
6月13日、重い重い日ですね。今日の試合も重かったけど・・・。

球界再編、未だに予断は許さない状況かも知れません。新潟の噂もありますし、人工芝だって、本当にやる気なら今年からだって良い筈ですし。

三沢さん、私と歳がひとつしか違わないだけに、亡くなられた時はショックでした。
こんな風に亡くなってしまうと、「誰か代わってやれる奴は居なかったのか」と、思ってしまいます。
今更三沢さんが、戻ってくることは無いですけど。

残されたプロレス界の現状、私は格闘技は好きではないですけど、三沢さんのように信念で取り組んでいる人は、大好きです。

今はただ、安らかに眠って欲しい・・・それだけですね。

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だからこそ (小馬太郎兵衛)
2010-06-15 11:15:02
失いそうになる前に、目の前にある野球、目の前にあるチームを、精一杯愛してやりたいですよね。
それしか方法が思いつかないんです…。。。
人工芝張り替え問題は、ふるさと納税なども駆使して集金しようという算段が整えられるようですが、新潟移転の話は…?
こればっかりは、チームもバカじゃないですから、本決まりにならないと決して表沙汰にはならないと思います。
ただ、ただでさえ北陸を含む日本海側の地方は、総じて多湿地帯であるという問題を、どうやってクリアするのかがイマイチ分からないのですが…。

三沢さんは、今でも惜しい人を亡くしたと思っています。
「受け」の哲学。
忘れることはありません…。。。
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