健康生活

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緑茶も飲み過ぎは体に毒

2016-01-09 22:33:33 | 健康・病気
緑茶の健康効果には抗菌作用や抗酸化作用以外にも、カフェインによる排泄反射作用があります。
排泄反射は、そもそも体にとっていやだと感じるものを素早く察知して外に出そうとする防御反応です。
食べ物や飲み物でこの排泄反射が起きると副交感神経を優位にして、白血球にリンパ球が増えて免疫力が上がります。
緑茶も1、2杯を飲む程度、1日に多くても3杯くらいまでなら、排泄反射や抗酸化作用が働き、免疫力にはいい影響を及ぼします。
しかし、それ以上、1日に何杯も飲むと緑茶は姿を変えて、私たちの体にマイナスの作用をもたらします。
何杯も飲むことでカフェイン過剰になると、自律神経の交感神経が過度に緊張してしまいます。
交感神経が過度に緊張すると脈が速くなり、体温が低下し、血圧が上がり、血行が悪くなります。
このように、健康のために飲んでいるつもりの緑茶も、飲み過ぎると、体調はよくない方向に一気に傾きます。
しかも交感神経の緊張は免疫細胞のなかでも免疫力に働くリンパ球を減らし、免疫細胞のなかでも病気につながる顆粒球を増やします。
つまり、緑茶を飲み過ぎていることが、免疫力を下げている可能性も大きいわけです。
さらに、カフェインの大量摂取は唾液を抑制するので、お茶をたくさん飲んでいると、いつものどが渇きます。
その結果、頻繁に緑茶を飲むようになるわけです。
同じ理由で、少量だと排泄反射を起こして体にいいのに、たくさん食べると交感神経が緊張して逆効果になるのが、唐辛子やわさび、からし等の辛い食べ物です。
冷え性の人が唐辛子をたくさん食べて体を温めようとしても、逆に体温低下や血流障害をおこして体の冷えが進行します。
このように、健康にいいと言われる食べ物に固執すると、ほとんどの場合、失敗です。
健康管理もバランスが大事です。

真の健康はほんの少しの心がけで手にいれることができます。
今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない健康法を教えます。
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