健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない自立した健康法を紹介していきます。

体にいいものだけでは免疫力が下がる

2016-01-17 11:48:52 | 健康・病気
野菜が中心で、栄養バランスのいい、無添加の食品を使った手作り料理を、常に腹八分目に食べる。
そんな理想的な食生活を実践している人は、普段の健康状態が安定していることは言うまでもありません。
しかし、食事でも日頃の生活習慣でも、あまりにも頑なに良いことばかりをやっているのは、決して体のためにはなっていません。
良いものしか食べない食生活だと以下の3つのことが心配です。
一つ目は、いつも消化の良いものや野菜食などしか食べない食生活だと、自律神経の消化、吸収、排泄など副交感神経が支配する腸管の機能が鍛えられず、腸管の動きが軟弱化する可能性があります。
そのため、不測の事態が起きて栄養バランスの悪い「出来合いの物」を食べなければいけないことが続くと、体がその食事についていきません。
結果、体調を崩してしまい、不測の事態を乗り越えられないことになりかねません。
二つ目は、体に良い物しか食べないことを貫き、体に負荷をかけない食生活が続くと副交感神経に偏り過ぎてしまい、自律神経のメリハリに欠ける可能性が高いわけです。
その結果、気迫のない、打たれ弱い体質になってしまうことも考えられます。
そんな打たれ弱い体質の人が、冠婚葬祭で出た料理や、パーティーの席での豪華な食事、初めて食べる高級食材などイレギュラーな食事を口にすると、体を壊すほどのダメージが残ることも十分考えられます。
3つ目は、解毒機能が低下することが心配です。
私たち人類はもともと飢餓状態に対応して、何でも食べて命をつなぐために解毒の機能を備えています。
その解毒のエネルギーは酵素の働きによるものです。
それが、シトクロムP450という肝臓で解毒作用を行う酵素です。
添加物のまったくない良い物ばかりを食べて、この酵素の出番がない状態が続くと酵素を作る機能が縮小してしまいます。
そこに、添加物が入った食べ物を食べたりすると、本来なら発揮される解毒能力が働かず、下痢や吐く等の症状が出て苦しむことになります。
ときどきは体に悪そうなことも体験する。
まじめな食生活をたまにはやめてみるのも健康の秘訣の一つです。

真の健康はほんの少しの心がけで手にいれることができます。
今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない健康法を教えます。
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