健康生活

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減塩のしすぎはよくない

2016-01-02 20:13:03 | 健康・病気
塩のナトリウムは、私たちは体の中の細胞の外側を構成している成分です。
食べ物で過不足なくナトリウムが補われると、細胞の代謝がスムーズになります。
塩を摂って代謝が上がると体温が上昇し、エネルギーが補給されます。
現在、暖房設備が整い、自然の厳しさからかけ離れた生活をする人が多くなりました。
そうなると、生きるためにたくさん必要だった塩分が逆効果になります。
塩分過多によって交感神経は緊張します。
交感神経が緊張するとさまざまな悪影響が体が出ますが、その代表が血管の収縮と血圧の上昇です。
血管の収縮や血圧の上昇は、高血圧や脳卒中の引き金になります。
そうした病気への心配が減塩を推し進めることになりました。
しかし、血圧が上がる本当の原因は精神的なストレス、働き過ぎや睡眠不足、薬の頻用など他にあるからです。
これらが原因になって交感神経が緊張したときに血圧が上がるので、本当の原因が改善しない限り、血圧は下がらないのです。
減塩は、さほど効果が期待できないだけでなく、塩分に対してあまりにも神経質になるのはむしろ危険です。
極端に減塩して塩分不足に陥ると代謝が下がり、体温が低下し、全身に血流障害を招きます。
だから、減塩をしている人は、寒さに弱い人や冷え性に悩む人が多いのです。
また極端な減塩をしていると低血圧にもなり、脳に血液が行きわたらなくなります。
こうした脳の血流障害から、脳梗塞を招くことも考えられます。
減塩でおきる脳の血流不足が、脳卒中の一種の脳梗塞を呼ぶという皮肉な結果になるわけです。
塩分過多だと交感神経が緊張しますが、減塩すると副交感神経優位に傾きます。
減塩が行き過ぎると、副交感神経に傾き過ぎてダラダラしてしまい、活力不足や気力不足にも陥ります。
減塩はバランスが大切です。


真の健康はほんの少しの心がけで手にいれることができます。
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