健康生活

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食欲低下は免疫力が働いてる証拠

2015-12-26 21:12:35 | 健康・病気
病気を予防し治癒する免疫力は、血液中の白血球と神経系の自律神経によって日々、粛々と働いています。
マクロファージは白血球の免疫細胞の一つで、同じ免疫細胞の仲間であるリンパ球や顆粒球の免疫活動に司令を出す役目をしています。
食事をして栄養が体にたくさん入ってくると、マクロファージが余った栄養を脂肪細胞に蓄えます。
そして食事がとれなくて栄養が入らないときは、蓄えていた脂肪を使い、代謝能力を下げて体をやせさせて食欲を抑制します。
マクロファージはこうして食欲を抑制しながら、もう一方の役目である免疫活動を維持しています。
つまり、病気になった時の食欲低下や、病気になるとやせるのは、マクロファージが病気に対して免疫活動をする必要性に迫られたから。
病気と闘うためにマクロファージが免疫活動に専念すると、もう一方の栄養処理の仕事ができなくなって食欲が低下するのです。
当然、免疫活動が活発になればなるほど、食欲はますますなくなります。
安静にすることで、免疫力が発揮されて病気が撃退できれば、マクロファージが栄養処理に関われるようになるので食欲が戻ってきます。
食欲が戻った時には、病気が治ったと考えていいわけです。
このように、病気になって食欲が低下しているのは、免疫細胞が活動しているために起きる正しい反応です。
その反応を無視して、少しでも栄養をつけようと無理に食べるのは明らかに逆効果です。
食欲がないのに押して無理に食べると、マクロファージの活動が栄養の代謝に追われてしまいます。
その結果、マクロファージが行う免疫活動は半減。免疫力が低下して治りにくくなるわけです。
例えば、2、3日寝ていれば治るカゼも、食欲がないのに無理に食べることで、治るのが5~7日に延びると考えていいのです。
病気が早く治るためにも、無理に食べるのはやめましょう。

真の健康はほんの少しの心がけで手にいれることができます。
今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない健康法を教えます。
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