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人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコ検定ワンポイント受験講座 No.14

2018-11-22 10:03:14 | ビジネス・教育学習
◇エコ検定受験講座における、気になるポイント整理「その14」です。
◇いよいよ、エコ検定講座も今週で終わりになります。
◇試験日まではまだありますが、今日は、我々の個人行動と関係が深い分野を整理します。

◇ポイント①: 食料自給率には3つの計算方法がある。
 ・いうまでもなく、国民が消費する食料のうち、国内産で賄うことが出来る割合のことです。
 ・食料の重さで計算するのが「重量ベース自給率」
 ・食料に含まれるカロリーを用いて計算するのが「カロリーベース総合食料自給率」
 ・価格を用いて計算するのが「生産額ベース総合食料自給率」

◇ポイント②:ライフスタイルに関わる用語の整理
 ・エシカル:倫理的、道徳的
 ・フードマイレージ:食品の重さ(t)×生産地と消費地の移動距離(km)
 ・バーチャルウォーター:輸入食品を自国で生産した場合の必要とする水の量
 ・フェアトレード認証ラベル:労働者への公平な対価を保証する商品の環境ラベル
 ・旬産旬消:地元生産、地元消費の略語

◇ポイント③:食品ロス問題
 ・日本の食品ロス:年間約500~800万tと推計(2011年度)
 ・消費期限:腐敗しやすい食品に用いる、既定の方法で保存した場合の安全が損なわれない期間。
 ・賞味期限:冷凍食品等の比較的長期保存ができる食品の所定の保存方法での品質保持期間。
 ・3分の1ルール:製造日を基準に、納入期限、販売期限、賞味期限を三分割して定めている。

◇ポイント④:ソーシャルビジネス
 ・社会的課題を解決する為の「新しい公共」に対応したビジネスの新しい形態
 ・「社会性」「事業性」「革新性」の3つの要件を備えている
 ・無償奉仕や、行政の助成金に依存した活動をするボランティア活動とは区別されている。
 ・収入源は、行政からの助成金、会費・寄附もあるが、事業収入を軸としている。

◇ポイント⑤:NPO法人とは?
 ・特定非営利活動促進法に基づく組織
 ・非営利団体ではあるが、社会貢献活動を賄う為の収益事業は認められている。
 ・基本は、団体の構成員への収益分配を禁止している。
 ・例えば、事業収益が予定以上だった場合に、報酬としての分配はできない。

2018年11月22日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」
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